国史跡「中山道」落合宿本陣の整備

更新日:2025年07月01日

落合宿本陣御門

平成22年(2010)2月に国史跡「中山道」へと追加指定された落合宿本陣は、岐阜県内で唯一本陣建築が現存する重要な史跡地として知られています。

この落合宿本陣を守り後世に伝えるため、中津川市は平成26年(2014)11月に土地建物を公有化しましたが、最低でも築100年以上、最大で築200年余りを経た史跡内の建物群には老朽化が目立ち、本格的な改修が実施できるまでの間、応急的な修繕を繰り返している状況です。

中津川市では令和4年8月に中山道落合宿本陣整備計画策定委員会を立ち上げ、「落合宿本陣」の整備に向けて専門家や地元代表者の意見を交えつつ、計画策定に向けた協議を実施しています。

みなさまのご支援が大きな力となります

老朽化の影響が顕著な裏側の外観

老朽化の影響が顕著な裏側の外観

落合宿本陣の改修・整備には莫大な事業費が必要であり、概算段階ではありますが、全体で数億円単位の費用がかかると見込まれています。

現在、下記ポータルサイトにて将来の整備に向けたふるさと納税型のクラウドファンディングを実施しておりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

史跡中山道保存活用計画 落合宿本陣編(令和5年度策定)

落合宿本陣の整備に向けて実施した調査等の成果物

建築学的調査

史跡中山道落合宿本陣離れ・土蔵調査報告書(PDFファイル:15MB)

名古屋工業大学 名誉教授 麓 和善 氏 が史跡内建物群を調査し、作成した報告書です。

(注)報告書内の写真は調査者の撮影によるものであり、権利は撮影者に帰属します。

史料調査

落合宿井口家と養蚕(PDFファイル:377.1KB)

明治13年天皇巡幸と落合宿(PDFファイル:285.5KB)

中津川市文化財保護審議会委員 杉村 啓治 氏 による郷土資料等調査の報告です。

中山道落合宿本陣整備計画策定委員会の活動

整備基本計画策定に向けた委員会の開催

落合宿本陣整備計画策定員会令和6年度第2回委員会開催風景

令和6年度第2回委員会開催風景

令和6年度

第1回 令和7年1月27日

第2回 令和7年3月19日

保存活用計画策定に向けた委員会の開催

令和5年度第2回委員会開催風景

令和5年度第2回委員会開催風景

令和5年度

第1回 令和5年6月30日

第2回 令和5年12月14日

第3回 令和6年3月12日

第1回委員会風景

令和4年度第1回委員会開催風景

令和4年度

第1回 令和5年8月17日

この記事に関するお問い合わせ先

文化スポーツ部文化課
電話番号:0573-66-1111(内線4303)
メールによるお問い合わせ

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