9月1日「命を守る訓練」
本年度二回目の「命を守る訓練」を行いました。
今回は、通路の二か所を封鎖しました。地震で通行が危険であるという設定です。生徒たちは、「こっちは通れないよ。」とか、「そっちは危ないんじゃない?」などと声を出して避難していたそうです。
「お・は・し・も」とよく学校では教えています。「押さない、走らない、しゃべらない、戻らない」のことです。
私は生徒たちに、「必要な場合は、走れ、話せ。」と言っています。停電になり放送も使えない状態での情報伝達は、それぞれが話すこと。「ここはガラスが危ないよ」「〇〇さんか怪我している」「グラウンドじゃなくて駐車場に集合だよ」こんな必要な言葉を発しながら、伝達しながら、避難するべきだと思っています。
今回、集合場所をグラウンドから体育館前広場にしました。グラウンドまでの坂道が崩れるのではないかと考えたからです。電柱が倒れている可能性があります。水道管が壊れて噴水しているかもしれません。生徒たちには、先生の指示を待たず、一番安全な所を探せと話しました。指示を待つだけの生徒では自分の命も仲間の命も守れないからです。
訓練は、危険性を考えたり、それをどう回避するかという、判断力、シュミレーションが大切だと考えています。
いつもの避難経路は通れないので、いろんなところから集まってきました。
訓練が終わった後は、各教室で地震に関する動画を視聴し、地震の怖さや対策について勉強しました。
更新日:2025年09月01日