日本脳炎に関する注意喚起

更新日:2024年10月24日

岐阜県内で日本脳炎の感染が確認されました

日本脳炎の感染が確認され、保健所の調査の結果岐阜県内で感染したと推定されました。岐阜県内での感染は、保健所が現行の統計を開始して以来初めてです。

参考)日本国内の患者発生数 平成31年:9人 令和2年:5人 令和3年:3人 令和4年:5人 令和5年:6人

日本脳炎

症状等

日本脳炎は、日本脳炎ウイルス感染により発症する病気で、蚊を媒介して感染します。一般に、感染した場合100人〜1000人に1人が日本脳炎を発症するといわれており、多くは無症状で終わります。潜伏期は6〜16日間とされ、突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発症します。死亡率は20〜40%で特に小児や高齢者では危険性が高くなります。また、45〜75%に精神障害などの後遺症が残るといわれています。 特異的な治療法はなく、対症療法が中心となります。

感染経路

人から人へ感染はなく、豚などの動物の体内でウイルスが増殖したあと、その豚などを刺したコガタアカイエカ(水田等に発生する蚊の一種)が人を刺すことで感染します。

日本脳炎の予防

蚊に刺されないように注意しましょう

虫よけスプレーや蚊取り線香などを利用し、肌を露出しない服装を心がけましょう。特に蚊の発生が多い水田地帯や豚などの動物を飼育している地域では、防虫対策を忘れないでください。また、蚊が室内に入らないように、網戸などを利用しましょう。

日本脳炎の予防接種を受けましょう

日本脳炎の予防接種は定期接種として受けることができます。接種対象者の方は接種をご検討ください。定期接種に関する対象年齢、スケジュール等は下記「日本脳炎(予防接種)」からご確認いただけます。

この記事に関するお問い合わせ先

医療福祉部健康課
電話番号:0573-66-1111
内線:予防保健係623・健康支援係(母子)626・健康支援係(成人)627
メールによるお問い合わせ

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