阿木を知ろう!

更新日:2024年01月26日

人口

中津川市阿木地区は、中津川市の南西部に位置する人口2008人、世帯数800世帯(令和5年4月1日現在)の山深い農村地域です。三世代同居家族が多く、高齢化率は43.6%と市全体の33.5%を超えています。

シクラメン

阿木地域ではシクラメンの栽培が盛んで、その歴史は古く、大正7年に木曽川の大井ダム建設に来日したアメリカ人技師夫人により、恵那市東野地域に伝えられるとともに、阿木地域でも栽培されるようになり、我が国の先駆地として今日に至っています。

夏秋トマト

南米の高原地帯が原産といわれるトマトは標高400メートルを超える山間の阿木地区には適していたかもしれません。昭和30年代初頭からトマト栽培に取り組んでいました。きっかけは高校生によるホームプロジェクト(学校家庭クラブ)でした。

安岐そば

阿木村づくり塾からはじまったそばづくりは阿木の特産品「安岐そば」として頑張っています。

古墳

中津川市史(上巻)によると古墳の数は阿木地区が36基と中津川市内では最も多く、中津16基、坂本地区で4基、坂下10基、山口2基、苗木・付知・加子母方面には現在のところは見つかっていないということです。古墳時代は恵那盆地を中心として古墳が多く見つかっており、中津川市域では阿木地区が要所であったことがうかがえます。ただし古墳が現存するかどうかは詳細は不明です。

化石

中津川市内で唯一化石が見つかります。海や湖だった時期がありその時期の貝や植物の化石を川原で見かけることがあります。アギクジャクガイという阿木の名前がついた貝化石も見つかっています。

つるし飾り

公民館講座から始まったつるし雛・つるし飾りが冬の風物詩として阿木に彩りを添えています。

阿木川ダム

阿木川にはロックフィルダム(阿木川ダム)があります。インフラツーリズムにいかがでしょうか。

明知鉄道

明知鉄道は昭和60年11月16日に国鉄明知線を引き継いで第三セクター方式で開業した地方鉄道です。

岐阜県恵那市(中央線恵那駅)を起点に、中津川市阿木を経由し、日本大正村で有名になった明智町に至る東美濃地方の高原地帯を縫って南下する25.1キロメートルの路線です。

中津川市には阿木駅と飯沼駅がありますが、飯沼駅は日本一急こう配な位置にある駅と言われています。「人を輸送する」という本来の役割だけでなく、地域住民の交流の場として、また、各地の観光要所を結ぶ橋渡し役として文化的にも大切な役割を担っています。

明知鉄道を愛し、蒸気機関車の復元と本格を目指すことに応援していただける方を募集しています。詳しくは明知鉄道ホームページまで。

阿木城跡

阿木城は平成14年4月24日に市の指定史跡となりました。通称城ケ峰と呼ばれる標高541メートル、比高差約60メートルの山上一帯に築かれています。城の広さは東西約180メートル,南北約150メートルで、近隣の中世城郭の中では大規模な城です。遺構の保存状態も良く、当時の城の形態がよくわかります。

岐阜県の地図を使って阿木地区の位置を示す

この記事に関するお問い合わせ先

定住推進部阿木事務所
電話番号:0573-63-2001
ファックス:0573-73-0001
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