ついに付知にやってきた!自動運転バス「付知bin」実証実験を実施しました!
自動運転バスが付知地区を走行しました!
2020年より東京大学や付知の地域団体と新たな地域圏、交通の在り方について検討を進め、社会実験や付知地域デザインミュージアムの開設等を進めてきました。
そして令和5年度はついに自動運転バスが付知を走行しました!10月18日〜10月29日までの10日間で延べ617名の利用がありました。付知地区の住民や観光客など多くの方に利用していただきました。実験期間中は付知地域デザインミュージアム内に遠隔監視室の設置し、最先端の自動運転技術を見学していただきました。乗車された方からは「子どもの送り迎えに利用したい」「旧街道沿いには訪れたことがなかったが、このようなバスがあると訪れやすい」などの声がありました。
また、付知地区をタクシーのように利用するデマンドバス運行も実施しました。10月17日〜10月29日までの11日間で延べ121名の利用がありました。利用目的は買い物が多く、「デマンドであれば、自分の好きな時間に利用ができて便利」「免許を持っていない子ども、高齢者が利用できるのは良い」などの声がありました。
10月22日は東京大学が主催するシンポジウム「自動走行と山林都市」を開催、4年ぶりの付知GINZAマルシェの開催もあり、大いに盛り上がりました。
実証実験で自動運転バス、デマンドバスを利用した方にアンケートを実施しました。これからアンケートを分析し、皆さんの意見を取り入れった付知にあった新たな交通を目指します!
付知地域デザインミュージアム前
デザインミュージアム前より
デマンドバス利用者
関係者試乗会の様子
遠隔監視室の見学
農産品の積み込み
東京大学によるシンポジウムの開催
自動運転バス
付知GINZAマルシェの開催
デマンドバス
プロモーションビデオ完成!
ついに付知にやってきた!自動運転バス「付知bin」実証実験のPVを作製しました。
今回の実証実験の概要、自動運転バスについて、実証実験の様子など約3分間の動画となっております。下記のURLよりアクセスしていただき、ご覧ください。
実証実験の結果(速報)
2023年10月17日(火曜日)〜10月29日(日曜日)の内、走行期間11日間の利用人数(延べ人数)は以下のとおりです。
- 自動運転バス 617名
- デマンドバス 121名
下記のファイルはPDF版の実験結果になります。
自動運転バス利用者のアンケートの結果
自動運転バスに乗車された方にアンケートを実施しました。
アンケート結果・分析
- 自動運転バス利用者の約6割が付知町にお住まいの方、約2割がその他中津川市の方でした。
- 中津川市外にお住まいの方のうち、約4割は今回初めて付知町の旧街道沿いに来訪されました。
- 自動運転の乗り心地については、利用者の約7割が「違和感がない」と実感されています。
- 将来的には約9割の方が「自動運転サービスを利用したい」と回答しています。
デマンドバス利用者へのアンケート結果
デマンドバスに乗車された方にアンケートを実施しました。
アンケート結果・分析
- デマンドバスの利用者は、約9割が付知町内のお住まいの方でした。
- デマンドバスの利用目的は、「買い物」が約5割と最も多い目的でした。
- 利用者の内約5割は、現在でも日常的にデマンドバスを利用したいと回答しています。
- 現在利用しない方でも、将来的には約9割の方が利用したいと回答しています。
この記事に関するお問い合わせ先
リニア都市政策部 次世代交通研究室
電話番号:0573-66-1111(内線 213)
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更新日:2023年12月11日