《苗木城周辺の自然7》〜アオキ〜
高森神社入口の鳥居
林の中のアオキ
アオキの実
アオキ
「アオキ」は暑さ寒さに強く、日陰でも育ち、赤い果実や緑色の濃い葉や斑入りの葉の美しさが好まれて、庭園や公園の植え込みに植えられていることが多い植物です。
葉に白や黄色の多くの斑が入る園芸品種フイリアオキが外国では非常に人気があると言われています。
遠山史料館から苗木城跡までの途中にある、高森神社の方に入っていくと「アオキ」の木が林の中に生えています。今の時期は赤い実をつけ、ひっそりと佇んでいます。
鳥が種を運んだのかもしれません。人の手によって植えられた様子はないようです。
しかし民間療法では、腫れもの、やけど、切り傷、おできなどの保護、消炎に、役立つと言われています。しもやけには、生葉2 - 3枚を粗く刻み、煎じたものを冷まし、患部に1日2 - 3回ほど直接塗るといいと言われています。
直接飲むのはよくないようですが、昔は薬草として使われていたのかもしれません。
城跡に行く舗装された道からは少し外れ、林間の散策になりますが、植物を眺めながら城跡に登るのも楽しみが増えることでしょう。
中津川市苗木遠山史料館
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更新日:2023年06月09日