苗木城碑＿202206

苗木城跡の天守展望台のすぐ下にある石碑は、遠山家12代友禄の顕彰碑です。

明治2年に華族となり東京に居を移した友禄は、明治24年に20数年ぶりに苗木に戻ってきました。

その折に苗木の旧家臣たちが、友禄の帰郷を祝福しその功績を称えるために建立したものがこの顕彰碑です。

旧藩主と旧家臣の強い絆を、この碑から感じていただければと思います。

NHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」で、主人公の花子の親友として登場した歌人の柳原白蓮。

白蓮が昭和28年苗木城跡を訪れた際に詠んだ歌が歌碑となり今もあります。

「城あとにやかたも人もいまなくて語るは何ぞ山鳥の声」

歌碑は天守展望台を少し下り、馬洗い岩に隠れるようにひっそりと建っています。

中津川市苗木遠山史料館

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