苗木城築城500年記念企画「中津川の画家 前田青邨と中川とも展」
中津川宿に生まれ、明治から昭和を生きた二人の画家「前田青邨」と「中川とも」の作品を展示します
仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場
中川とも画伯 中津川市所蔵
中津川市苗木遠山史料館では、4月25日(土曜日)から5月31日(日曜日)まで苗木城築城500年記念企画「中津川の画家 前田青邨と中川とも展」を開催します。
内容等
中山道中津川宿にて、明治18年(1885年)前田青邨、明治23年(1890年)中川ともが生まれました。2人は同じ故郷をもち、同じ明治から昭和という時代を生きました。
それぞれの画家人生の中で、日本画の可能性と画家としての真髄を求め、さらなる高みへと挑戦していった前田青邨、歌舞伎や文楽で演じられる苦悩・悲愁をはじめ、所作などを日本の造形美として捉え、絵に表現しようとした中川とも。
今回の展示では人物画に焦点を当て、描かれた人物の内面をも描き出すかのような名作を選りすぐり、展示します。
■展示作品(予定)
総展示数 約20点
・前田青邨:「関寺小町」「住之江」「矢面」ほか
・中川とも:「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」「ホッチョセ」ほか
日時等
■会期 令和8年4月25日(土曜日)~5月31日(日曜日)
会期中の休館日 4月27日、5月7、11、18、25日
(月曜日、月曜日が祝日の場合は翌日)
開館時間 9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)
■場所 中津川市苗木遠山史料館 2階 特別展示室 (中津川市苗木2897-2)
■観覧料 入館料のみ(個人330円、中学生以下無料)
5月17日(日曜日)、31日(日曜日)は終日入館無料
関連の催し
国際博物館の日記念講座「中津川の画家 前田青邨と中川とも」
中山道中津川宿に生まれ、同じ故郷をもち同じ明治から昭和という時代を生きた前田青邨と中川ともについて、展示作品とともに解説します。
◇日時 5月17日(日曜日) 13時 30分~15時00分
◇場所 苗木遠山史料館 2階 学習室・特別展示室
◇講師 上田智美(学芸員)
◇定員 30人(受付先着順)
◇入館料・受講料 無料(国際博物館の日記念無料デー)
中川とも
中川ともは明治23年(1890)、中川万兵衛政憲、ふくの四女として中津川町(現中津川市)に生まれています。
生家は江戸時代から続く中津川宿の旧家で、父万兵衛は中津川村の初代戸長を勤めるほどの有力者でした。
ともは生涯において絵画の表現方法を模索し続け、日本画から油彩画を経て、70歳代から日本画とも洋画とも区分け出来ない独自の表現方法と技法を用い、郷土中津川の独自の文化である文楽や地芝居から題材を得た「芝居絵」を中心に描きはじめます。
歌舞伎や文楽で演じられる苦悩、悲愁等を表現する所作は日本独自の造形美として捉え、絵に表現しようとしました。苦悩から救済を求める様に、ともは絵に、芸術に救いを求め、とも独自の世界を表現する芝居絵を完成させました。
前田青邨
明治18年(1885年)に中津川村 (現中津川市)に生まれ、16歳で上京して梶田半古の門下生となりました。
以後、画業に励み、昭和30年には、文化勲章を受章するなど、院展を代表する画家として活躍します。
晩年には、法隆寺金堂壁画の再現模写や高松塚古墳壁画の模写等、文化財保護事業に携わりました。その遺志は、弟子の平山郁夫画伯等にも引き継がれていきます。
昭和26年東京芸術大学主任教授、昭和30年文化勲章授章、中津川市名誉市民、昭和53年92歳で没しました。
この記事に関するお問い合わせ先
- 中津川市苗木遠山史料館
- 〒508-0101 岐阜県中津川市苗木2897-2
- 電話番号0573-66-8181
- ファックス0573-66-9290
- メールによるお問い合わせ

更新日:2026年04月22日