【資料紹介8】苗木城風吹門

更新日:2021年06月06日

【資料紹介】苗木城風吹門

◆展示品紹介

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苗木城風吹門 現在、江戸時代の苗木城郭の偉容を偲ぶことのできるものには、随所に設けられている城跡の石垣と、館内1階ホールに展示してある高さ約2.5mの風吹門があります。

扉:材質 欅材
寸法 縦230cm、横112cm、厚さ12cm

柱:材質 欅材
  寸法 縦230cm、横39cm、奥行25cm

冠木:材質 欅
寸法 縦350cm、横58cm、奥行30cm

風吹門は大手門とも呼ばれ、三の丸の出入口にありました。城の内部と外部の通用門で、潜り戸が付いていました。 明治4年(1871)に城が取り壊された時、大泉寺(市内北野)の庫裡の門として売却され、 平成8年(1996)に庫裡を改築したのを契機に当館に寄託されました。 この門の扉は6枚のケヤキ材で作られ、一枚の大きさは幅約50cm、高さ2.1mです。釘を隠すための金物である「八双」、「目釘」、「乳」等は一部欠損していますが、健全な姿で保存されています。 荘厳な姿をぜひご覧ください。

「恵那山」2002年1月号 2012年2月29日掲載(最終更新 : 2017年6月 2日) 中津川市苗木遠山史料館 〒508-0101 岐阜県中津川市苗木2897番地の2

電話 0573-66-8181 ファクス 0573-66-9290

中津川市苗木遠山史料館

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