教室「石で電波をつかまえる―鉱石ラジオづくり」を開催しました 2022.7.18
鉱石ラジオの仕組みを学んでラジオをつくりました
電源を使わずに空気中の電波を受信したエネルギー(電力)だけで鳴る、鉱石ラジオの仕組みについて学習して、ゲルマニウムラジオをつくりました。
最初の工程は、コイルづくりです。
直径38ミリの紙の筒に、約13メートルの長さのエナメル線を巻きつけました。
巻きつける回数は約110回。エナメル線が重ならないように、丁寧に根気よく巻きつけました。

教室のようす

コイルづくり
コイルができたら、次の工程は組み立てです。
台になる板の上に、コイル・ゲルマニウムダイオード・バリコンを配置し、それぞれを回路図に従って結線していきました。
バリコンの端子に巻きつけるエナメル線は、被膜が残っているとラジオが聴こえない原因になるため、サンドペーパーを使って、線の両端の被膜を確実に削りとるように気をつけました。
最後に、ダイヤルとイヤホンを取りつけたら完成です。

組み立てと配線

もうすぐ完成
完成後、みんなで電波状況のいい場所に移動して、自分でつくったラジオを聴いてみましたよ。

ゲルマニウムラジオ

聴こえるかな?
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更新日:2022年07月18日