「絵の具のつぶつぶを感じる」(企画展ワークショップ)を開催しました 2021.12.18
絵の具のつぶつぶの正体は?
開催中の企画展「石のおはなし・おはなしの石 ~絵本のなかの石たち~」の関連企画「絵の具のつぶつぶを感じる」を開催しました。
第26回企画展「石のおはなし・おはなしの石 ~絵本のなかの石たち~」
「絵の具のつぶつぶを感じる」は、中津川えほんジャンボリーとのコラボ企画です。
最初に講師の画家・本間希代子さんから、マヨネーズみたいに見える絵の具だけれど、実はその中には、色のもと(つぶつぶ)があるんだよ、と教えていただきました。
そして、鉱物博物館の学芸員から、群青色のもとになる石・藍銅鉱や、朱色のもとになる石・辰砂など、岩絵の具の原料になる石と絵の具のつぶつぶになる粉(顔料)を紹介しました。
絵の具のつぶつぶを感じるために、まずは、画用紙にクレパスで線や模様など、ふちどりになる部分を描きました。
それから、水彩絵の具を使いました。
濃い色の絵の具を一か所にたらして、水でのばしてみると、クレパスで描いた部分が堤防になり、水に漂う粒子が見えました。
つぶつぶです!
色の組み合わせを楽しんだり、水をたらしながら濃淡を楽しんだり・・・
絵の具のつぶつぶを感じながら、みなさん作品づくりに没頭している様子でした。
できあがった作品は、どれも力作ばかり。それぞれ個性的ですてきな作品になりました。
最後に、作者が絵のタイトルやこだわったこと、気に入っている部分などを紹介しながら、みんなで作品を鑑賞しました。
中津川市鉱物博物館
- 〒508-0101 岐阜県中津川市苗木639-15
- 電話番号0573-67-2110
- ファックス0573-67-2191
- メールによるお問い合わせ
更新日:2021年12月22日