教室「石で電波をつかまえる―鉱石ラジオづくり」を開催しました

更新日:2024年07月15日

鉱石ラジオの仕組みを学んでラジオをつくりました

ゲルマニウムラジオ

鉱石ラジオ(ゲルマニウムラジオ)は、電源を使わずに空気中の電波を受信したエネルギー(電力)だけで鳴るラジオです。
その仕組みについて学習してから、ゲルマニウムラジオをつくりました。

最初の工程は、コイルづくりです。
直径38ミリの紙の筒に、約13メートルの長さのエナメル線を巻きつけました。
エナメル線が重ならないように気をつけながら、丁寧に約110回巻きつけて、コイルをつくりました。

コイルができたら、次は組み立てと配線です。
台になる板の上に、コイル・ゲルマニウムダイオード・バリコンを配置し、回路図に従って結線していきました。

バリコンの端子に巻きつけるエナメル線は、被膜が残っているとラジオが聴こえない原因になるため、サンドペーパーを使って、線の両端の被膜をきれいに削り取りました。

コイルづくり

コイルづくり

配線

結線

組み立て

組み立て


聞いてみました

聴こえました!

最後に、電波状況のいい場所に移動して、完成したラジオを聴いてみました。

みんな、ちゃんと聴くことができましたよ。

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