教室「古代人のアクセサリー『まが玉』をつくろう」を開催しました

更新日:2024年02月12日

滑石を削って磨いてまが玉づくり

教室のようす

滑石(かっせき)というやわらかい石を使って、まが玉(勾玉)をつくりました。

最初に、中津川市内の古墳で見つかった勾玉を見たり、材料の滑石がどんな石なのかお話を聴いたりしてから、まが玉づくりに挑戦しました。

材料の滑石は、ピンクとグリーンから好きな色を選んでつくりました。

最初の作業は、荒削りです。
花崗岩のブロックを利用して、滑石の角を削っていきました。
滑石はやわらかいので、削りすぎないように気をつけながら、マジックで書かれたまが玉の形を目印に、少しずつ削っていきました。

荒削りの後は、耐水ペーパーで磨きました。
まずは丸みをつけてから、表面をなめらかに仕上げました。
丸みがつくと、グッとまが玉らしくなってきました。
目でよく見たり、手でさわったりして、キズや磨きの残しがないか確認しながら、丁寧に磨きました。
頑張って磨いた滑石の表面は、スベスベになりました。

磨き終わった滑石に、ほんのちょっぴりハンドクリームを塗り込むと、表面に透明感が出て、ツルツル感もアップしました!

荒削り

荒削り

磨けているか確認

ちゃんと磨けているか確認中

耐水ペーパーで磨く

耐水ペーパーで磨く


最後に、ヒモをつけたら完成です。
色の濃淡も模様になり、それぞれにすてきなまが玉ができました。

まが玉
まが玉
まが玉

まが玉講習会

アドバイスをする友の会会員

今回の教室では、友の会会員のみなさんが、参加者の方のサポートをしてくれました。

ありがとうございました。

中津川市鉱物博物館

〒508-0101 岐阜県中津川市苗木639-15
電話番号0573-67-2110
ファックス0573-67-2191
メールによるお問い合わせ