教室「石で電波をつかまえる―鉱石ラジオづくり」を開催しました

更新日:2023年07月16日

鉱石ラジオの仕組みを学んでラジオをつくりました

教室のようす

鉱石ラジオ(ゲルマニウムラジオ)は、電源を使わずに空気中の電波を受信したエネルギー(電力)だけで鳴るラジオです。その仕組みについて学習してから、ゲルマニウムラジオをつくりました。

最初の工程は、コイルづくりです。
直径38ミリの紙の筒に、約13メートルの長さのエナメル線を巻きつけました。
エナメル線が重ならないように気をつけながら、丁寧に根気よく約110回巻きつけました。

コイルができたら、次は組み立てと配線です。
台になる板の上に、コイル・ゲルマニウムダイオード・バリコンを配置し、それぞれを回路図に従って結線していきました。
掲示用のピンを利用して、しっかりと巻きつけました。

バリコンの端子に巻きつけるエナメル線は、被膜が残っているとラジオが聴こえない原因になるため、サンドペーパーを使って、線の両端の被膜を確実に削りました。

コイルづくり

コイルづくり

組み立て

組み立てと配線

ゲルマニウムラジオ

完成したゲルマニウムラジオ


聞いてみました

ちゃんと聴こえましたよ

完成後、みんなで電波状況のいい場所に移動して、自分でつくったラジオを聴いてみました。

みんなちゃんと聴くことができましたよ。

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