第23回企画展 まあるい石のひみつ―球状コンクリーションはどうやってできた?

更新日:2021年04月01日

第23回企画展ポスター

細かい砂や泥の地層中に固い球状の部分がみられることがあります。こうした塊はコンクリーションあるいはノジュールと呼ばれ、しばしば保存状態の良い化石が含まれます。
中津川市内でも、阿木地区の岩村層群(瑞浪層群)から球状炭酸塩コンクリーションが産し、貝類の化石などが見つかっています。

こうした球状コンクリーションの成因は、実はこれまでよくわかっていませんでした。
しかし、近年この「なぞ」が、名古屋大学を中心とする研究グループによって解き明かされています。

地球のみならず、火星でも発見されたさまざまなコンクリーションを紹介しながら、その成因に迫ります。

  • 会期2018年9月22日(土曜日)~12月24日(月曜日・振替休日)

  • 時間9:30~17:00(入館は16:30まで)

  • 会場中津川市鉱物博物館 企画展示室

  • 費用通常の入館料でご覧いただけます

  • 後援名古屋大学博物館

記念講演会

火星にもある球状コンクリーション~その形成の謎~

火星に軟着陸して地表を調べている火星探査車オポチュニティは、火星表面に液体の水の作用によって形成された堆積岩があることを明らかにし、その中に鉄の球状コンクリーションが存在することを写真データとして地球に送ってきました。

火星に球状コンクリーションが存在することが意味することとは?そしてその成因は?火星で発見された球状コンクリーションの「なぞ」に挑む最新の研究について紹介します。

  • 講師長谷川 ひとし 博士(高知大学理工学部)

  • 日時2018年11月18日(日曜日) 13:30~15:00

  • 会場中津川市鉱物博物館 研修室

  • 費用聴講無料

  • 受付当日受付(予約不要)

MER-B Opportunity

火星探査車オポチュニティ

Mars Berry Bowl

火星の鉄コンクリーション メリディアニ平原

企画展解説書

中津川市鉱物博物館

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