なかつがわ 森の木遊館とは

更新日:2025年01月22日

なかつがわ 森の木遊館とは

木遊館にあるつみきで遊ぶ子どもたちの様子

「なかつがわ 森の木遊館」は、子どもから大人まで幅広い年齢層の方が、木に触れ、木に親しみ、森林とのつながりを体感できる施設として、「道の駅花街道付知」の駅舎を一部改修し整備され、令和6年8月4日に開館しました。

当館は、岐阜県が運営する「ぎふ木遊館」の県内初であるサテライト施設に位置付けられています。

なぜ「なかつがわ 森の木遊館」ができたのか

市では、平成30年度に「森の担い手育成構想」を策定し、市内の子どもたちへの木製記念品の贈呈、中学校の技術科木工教材の市内産材化などを通して、「幼いころから、木に触れ、木を知り、木を使える人を育てる」取組みを行っています。

岐阜県でも、平成25年3月に策定された「ぎふ木育30年ビジョン」に基づく「ぎふ木育」を推進しており、令和2年7月にはその総合拠点として「ぎふ木遊館」が開館しました。開館後3年間で10万人以上に利用されていますが、市は「ぎふ木遊館」からの距離が離れており、市内の方々が同館を頻繁に利用することは難しい状況が続いていました。
令和4年度に県の「ぎふ木育」全県展開の一環として「ぎふ木遊館サテライト施設」整備の方針と候補地の募集が行われたため、市はこれに応募し、県内第1号のサテライト施設として採択され、当館を整備が決定しました。

市は当館を「森の担い手育成拠点施設」として位置づけ、本市独自の「森林文化」を背景とした木育や森林環境教育を通じて、子どもから大人まで幅広い年齢層の方が、木に触れ、木に親しみ、森林とのつながりを体感できる施設として建設しました。

当館のコンセプト「~motto~」(もっと)

当館のコンセプトである「motto(もっと)」には、「より多くの人を中津川市に誘い、もっと木のことを、もっと森のことを好きになる、すべての人と森とをつなぐ『森の入口』になる」という思いを込めました。「木」によって五感を刺激されるワクワクを、子どもから大人まで、多くの人がもっともっと楽しめる木育拠点となることを目指しています。

このコンセプトや当館の施設整備構想は、岐阜県立森林文化アカデミーの辻充孝教授や同校学生からご提案いただきました。