中津川シン・宿場町構想
中津川シン・宿場町構想とは
中津川市中心市街地では、人口減少や少子高齢化、後継者不足、大型商業施設の郊外立地などの影響により、事業所数や従業員数、歩行者通行量の減少、空き店舗、空き家の増加といった課題に直面しています。また、急増する訪日外国人旅行者の受け入れ環境が十分整っておらず、駅前のにぎわいや歴史や文化、景観資源もニーズや消費に活かしきれてない現状も伺えます。こうした背景や課題を踏まえ、令和5年に策定された「中心市街地まちづくりビジョン」、令和6年に策定された「つかう中津川アクションプラン」の取り組みをエリア別に整理するとともに、その取り組みの先にある10年後のまちのイメージを広く共有し、中心市街地活性化の方向性を示すものとして策定しました。この構想を基として、中津川市の魅力と特色を活かした、歩いても楽しい中心市街地を官民連携により進めて行きます。
計画期間
令和6年度から令和16年度
シン・宿場町構想の理念
みんなが「つかう」ことで「ここにしかないまち」になる
〜MAKE THE MOST USE OF NAKATSUGAWA-SHUKU〜
まちなかの地域資源を市民、事業者、行政が協働してつかうことで、ここにしかない魅力と価値を創出していく
シン・宿場町構想における重点課題
- 自分の生き方や家族のライフスタイルと、やりたいことの「両立」ができるといった、豊かな暮らし、コミュニティ、人のつながりが見えるまち(まちなか居住)を確立していく。
- 新たな人やコンテンツを呼び込む(育成する)仕組みを作ることで、チャレンジする人を応援する、学びの場や挑戦の場があるまちを築き上げる。
- 古い町並みや建物をまちの資源として「意識して」残し、活用することでエリア価値を高め、ここにしかない、中津川だけの本物の歴史あるまちを追求していく。
- きれいな水辺、水路や路地、公園などの空間を活用し、体験や学びの場をつくる。また、インバウンドや都市部の人が移り住みたくなるような暮らしのシーン、風景を創出することで、まちなかに点在する資源や魅力に直接触れられる、歩いて回れるまちを目指していく。
- まちなかの資源を活用した、観光など「非日常」的なサービスも展開することで、中津川駅前を観光のハブとし、まちなかを含めた観光の出発点として機能させていく。


更新日:2025年11月14日