中津川市総合計画(令和9年度~令和18年度)基本構想・基本計画-前期

更新日:2026年01月23日

中津川市総合計画のロゴ画像
将来都市像ワンダフルウッズのイメーイイラスト

総合計画とは

総合計画とは、中津川市のまちづくりのための指針です。

計画期間は10年間で、目指すまちの姿となる将来都市像と、それを具現化するための政策を定める「基本構想」(令和9年度から令和18年度)と、主要な施策を定める「基本計画」があります。

基本計画は、時代の変化に柔軟に対応するために、前期(令和9年度から令和13年度)と後期(令和14年度から令和18年度)に分けています。

中津川市総合計画の計画期間概要図

まちづくりの方向性と将来都市像

中津川市総合計画将来都市像WONDERFUL WOODsのロゴ画像

中津川市が目指すまちづくりの方向性は、これまで大切にしてきた豊かな自然や文化の中で、幸福に暮らすことができるまちを守るとともに、新しい技術や人の流れの中で、中津川市ならではの魅力が生まれ、未来に希望があふれるまちをつくることとします。

そのまちづくりの方向性と、中津川市を象徴する「森」をキーワードとして、未来への夢と期待を込めて、

中津川市が目指す将来都市像を「WONDERFUL WOODs(ワンダフル ウッズ) 〜ワクワクする森 なかつがわ〜」とします。

“WONDERFUL WOODs(ワンダフル ウッズ)”は、「ワクワクする森」という意味であり、この「森」には中津川市が誇る豊かな森林そのものだけではなく、その歴史文化や、そこから生まれる将来の産業の可能性など、さまざまな意味が含まれています。


ワクワク(=“WONDER”)にあふれ、暮らすほどよい、遊ぶほどよい、働くほどよい、そしてこのまちがもっと好きになる、

未来への期待感にあふれたまちなかつがわ

豊かな自然(=“WOODs”)と、そこで育まれた歴史文化や温かい人々に包まれて、自然体で居心地よく暮らせる、

笑顔で幸福に暮らせるまちなかつがわ

期待と幸福の2つのまちづくりの方向性と中津川市を象徴する「森」をキーワードとして、このまちに訪れた人がその魅力を五感で感じ、期待感や楽しさなどに心弾ませ、このまちに住む人が便利で心豊かに笑顔で暮らす魅力にあふれたま“WONDERFUL WOODs (ワンダフル ウッズ)~ワクワクする森なかつがわ~”を目指します。

人口の将来展望

全国的に若者の都市部への流出が続く中で、中津川市の人口は、1995年の85,387人をピークに、2020年の国勢調査では76,570人と大きく減少しています。

人口減少は、担い手の減少など、さまざまな問題の原因となるため、急ぎ取り組まなければならない大きな課題です。

その課題に対して、この計画に取り組むことによって、社会保障・人口問題研究所による人口推計より1,847人増加させることを目指します。

中津川市の人口推計を表すグラフ

重点的に取り組むべき課題

中津川市において重点的に取り組むべき課題は、「将来的に人口減少を食い止める」ことと、人口減少社会の中にあっても「自分らしく幸福に暮らせるまちを守る」ことであると考えます。
そして、課題を解決し、将来都市像を実現するには「定住人口(くらす)」、「交流人口(あそぶ)」、「就労人口(はたらく)」それぞれの減少を抑制し、増加を促進させることが求められます。
大きく変化する社会の中で、魅力にあふれ、選ばれる中津川市となるために、前期基本計画においては、元からある多様な資源を守り、磨き上げるとともに、新たな資源を作り上げ、それらをつなぐことで生まれる相乗効果により、市の魅力を最大限に引き出すことに重点的に取り組みます。

重点施策

将来都市像の実現に向けて、市の魅力を向上するために前期基本計画で次の施策に重点的に取り組みます。

子どもを母親が抱きかかえている写真

子育て

  • 地域や地元企業などさまざまな人と協働し、地域資源の活用を通じて、子どもたちが地元への愛着を育み、未来を担う人材として成長できる環境を整えます。
  • 子育て世代が安心して子どもを産み育てられるよう、子育て支援の強化、交流の場の積極的な整備を進めます。
多くの児童が小学校の図書室で本を読んでいる写真

教育

  • 子どもたちが安全で安心して学べる教育環境を整え、基礎的な学力の向上に加え、自立心や多様な価値観を培います。
紅葉している道をウオーキングしている写真

健康

  • 市民が安心して医療が受けられるように、人材の確保などに取り組むことで地域医療を安定して供給し、誰もが便利に医療を利用することができる環境の整備を進めます。
西部テクノパークの完成予想鳥瞰図

誘致

  • 成長性のある企業の誘致を推進し、市内経済の基盤を強化するとともに、新たに挑戦を行う企業や人を支援することで、若者や都市部の人材が求める業種の進出を促します。
苗木城跡に朝日がさしている写真

観光

  • 自然、歴史、文化、食などの地域の魅力を活用することにより、持続可能な観光産業の発展に取り組みます。
リニア駅周辺の空撮写真

リニア

  • リニア中央新幹線の開業に向けて、リニア駅周辺の発展を促進し、広域交通の結節点としての機能を強化します。
  • リニア駅周辺を「岐阜らしさ」「中津川らしさ」が感じられるエリアとすることにより、リニア駅周辺のにぎわいを創出します。

基本施策

将来都市像を実現するために、10の政策と35の施策を定めてさまざまな分野に体系的に取り組みます。

政策1 心身共にたくましい子を育てるまちづくり

  • 市民の希望をかなえ、豊かな自然のなかで、健全でたくましい子どもを地域全体で育てます。
  • 地元への愛着をもつ心身共にたくましくい子を育てることで、次の世代、またその次の世代へと引き継がれるまちをつくります。

施策

  1. 子育て
  2. 教育

政策2 住み慣れた地域で、自分らしく健やかに安心して暮らせるまちづくり

  • 安定的に医療、介護、保険制度を維持し、人々が共に支え合うことができる持続可能な健康・福祉の基盤を確立し、豊かな心で健康的に、安心して幸せに暮らすまちをつくります。

施策

  1. 健康
  2. 福祉

政策3 さまざまな人々が尊重し合い、共に活躍できるまちづくり

  • 多様性を尊重し、多様性を力にします。
  • 市民一人ひとりが自分らしく暮らし、学び、地域への愛着を育みながら、行政、市民、企業や地域団体、学生などが連携し、協働の力による活気あるまちづくりが自立して行われることを目指します。
  • 市民の幸福度を向上させるとともに、自然と文化、調和の中で住み続けたいまちをつくります。

施策

  1. 共生
  2. グローバル
  3. 人権
  4. 協働
  5. 移住・定住

政策4 人々が学びや活動を通して、いきいきと暮らすことができるまちづくり

  • 市民が生涯にわたり自由に学び、文化・芸術を創造・享受し、スポーツを楽しみ、その成果を自由に発揮することで、生きがいと活気のある地域社会を形成し、市民が暮らしの中で生きがいを感じられるまちをつくります。

施策

  1. 生涯学習
  2. 文化
  3. スポーツ

政策5 支えあい、安全・安心に暮らせるまちづくり

  • 災害に強い基盤の整備や人と人とが支え合うことができる環境をつくりだすことで、激甚化する災害、事故や犯罪などの予測ができない危険から市民を守り、安全に安心して暮らせるまちをつくります。

施策

  1. 防災・減災
  2. 消防・救急
  3. 交通安全・防犯

政策6 恵まれた自然を守り、生かすまちづくり

  • 住民、企業、行政が一体となり、未来へとつながる取り組みを推進します。
  • 自然環境と生活環境を守ることで、将来にわたって持続可能な社会を築き、市民が安心して快適に暮らせるまちをつくります。

施策

  1. 自然環境
  2. 脱炭素
  3. 生活環境

政策7 商工業や観光業などが活発で、市内に活気があるまちづくり

  • 商業、工業、観光などの発展を支援するとともに、地域の資源や特性を最大限に活用し、企業や地域社会との協力を通じて雇用や経済の安定と拡大を図ります。
  • 市民が地域に誇りを持ち、持続可能で活力に満ちたまちをつくります。

施策

  1. 商業
  2. 工業
  3. 雇用
  4. 誘致
  5. 観光

政策8 恵まれた資源を活用し、さまざまな産業が活発なまちづくり

  • 地域資源を最大限に活用し、持続可能かつ多様性に富む産業と暮らしを支えます。
  • 産業分野の広がりと連携を深めることで、次世代に誇れるまちづくりを実現します。
  • 市民一人ひとりが安定した生活と将来への希望を持ち、誇りをもって生活できるまちをつくります。

施策

  1. 農業
  2. 林業
  3. 畜産業
  4. 地場産業

政策9 計画的に整備されたまちの中で、快適に暮らせるまちづくり

  • さまざまな取り組みを通じて計画的に基盤整備を進めることで、快適で安定した生活を実現するとともに、新たな取り組みにより未来への期待を創出することで、活力ある地域社会を生み出し、快適に暮らせるまちをつくります。

施策

  1. 交通
  2. 上下水道
  3. リニア
  4. 都市計画
  5. 公共交通

政策10 持続可能で安定した行政サービスが受けられるまちづくり

  • 行政運営の透明性、公平性、効率性を高め、適切に行政としての責任を果たすことで、市民が将来にわたって安心して快適に暮らすことができるまちをつくります。

施策

  1. 広報・広聴
  2. 行政運営
  3. 財政運営

計画推進のために

計画の評価・検証

  • 計画の進捗を指標によって測ります。
  • 市民の意見や専門的知見、第三者の客観的な視点を取り入れて事業の有効性や効率性を検証します。
  • 評価・検証の結果を広く公表することで透明性の向上を図ります。

絶え間ない事業の改善

  • それぞれの取り組みが、目指す数値目標の達成に結びついているかを絶えず確認し、目標の達成を目指します。
  • 事業の見直しを適切に行い、スクラップアンドビルドを行うことで、絶え間のない改善を実施します。
     

新しい時代の流れの活用

  • AI・DXに代表されるデジタル化の進展やSDGsの理念など、新しい時代の流れを積極的に取り入れます。
  • 多様化する市民のニーズに対応するとともに、持続可能な行政運営を目指します。

さまざまな連携

  • 複雑化・多様化する地域課題に対して、市民、NPO、企業、国、県、近隣自治体、教育機関など、多種多様な主体と連携・協働し、それぞれの知恵と力を生かすことで、つながりによる相乗効果を生み出し、取り組みを推進します。

計画策定の経緯

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