1・2年生による歩みスタート!

更新日:2021年03月15日

  先週金曜日に3年生が坂下中学校を巣立ち、本日から1・2年生による坂下中学校がスタートしました。1時間目に、1・2年生が一堂に会して、出発集会が行われました。

  会の冒頭、森本3年主任から1・2年生に、卒業式の準備から片付けまでのお礼、式中の素晴らしい姿勢についての評価とともに、3年生が頑張ってきたことの紹介、1・2年生への期待についての話がありました。

「3年生の明るさ・元気のよさ(挨拶や授業中の発声など)は、周りにも元気を与え、勢いを生み出すことにつながった。ただ、全体の明るさ・元気のよさを生み出す必須条件としての『仲間関係』は決して最初から良かったわけではない。中学校1・2年生では、仲間関係のこじれや差別的な言動があった。3年生でも合唱練習時、真剣になれない仲間に指摘できない場面があった。そんな時、事実・相手と向き合って話し合いを行ってきた。

言葉で伝えるようにしてきた。伝えることで、相手は受け止めようとする。その一歩一歩によって、仲間関係が築かれてきた。よりよい仲間関係を築くために、思いを伝え合うことを大切にしてほしい。」

その話を受けて、1年生・2年生の代表から以下のような話がありました。

1年生代表:「思いを伝え合うことを大切にしていきたいです。2年生になれば、影響を与える立場となります。坂中の推進力となれるように頑張っていきたいです。」

2年生代表:「次は僕たちが任されていく番です。僕はこれから、先輩たちが築き上げてきたもの、特に挨拶や合唱を更によいものにしていきたいと考えています。3年生の合唱は全員が全力です。全力で歌っていました。しかし、そこまで達するのに3年生も苦労していました。そして、その苦労によって出来上がったのが仲間関係です。この仲間関係は今の2年生にはまだないと思います。今の姿では、これまでの先輩のような合唱は絶対に創り上げることはできません。今までの先輩たちもたくさんの苦労を乗り越えてきたけど、今、僕たちはその壁にぶつかっています。その壁を乗り越えるためには、みんなが気付かなければなりません。僕たち2年生は変わります。見ていてください。」

それぞれの学年代表に相応しい思い・決意でした。これから、新たな坂中の歩みだしが楽しみです。