命の大切さを考える週間

更新日:2023年01月23日

雪が降る寒い朝でした。笠置山が白く隠れて見えませんでした。地域ボランティアの伊藤さんが挨拶運動をしてくださりました。雪玉を作って登校する子がいました。「雪の中をありがとうございます」ステキな挨拶をする子がいました。雪の降る中。調理場では給食の準備が始まっていました。

今週を坂本小学校では「命を大切にする週間」としています。朝の坂小タイムを使って、可知教頭先生から全校放送がありました。40年前に校舎から転落して命を失った子の話でした。どのクラスもしっかりと話を聞くことができていました。

1時間目、なかよし国語では4人の子がそれぞれ別々の課題に取り組んでいました。先生の範読の声が響いていました。2年生学活では「命の大切さについて」考えていました。ある子が「自分の命も相手の命も大切にしたい」と話していました。

1年生国語では、教科書の音読をリレー形式で行っていました。子どもたちは、先生から認めのシールを貼ってもらってうれしそうでした。

3時間目、3年生理科では、電流を通すものを予想していました。予想した後には、実際に実験して確かめていました。5年生算数では、平行四辺形の面積の求め方を考えていました。いろんな考え方ができていました。6年生音楽では、校歌を歌っていました。今の学級の仲間と歌う合唱を大切にしてほしいと思います。

4年生道徳では、「生きているしるし」という資料を使って勉強していました。わたしたち一人一人の命はなぜ大切なのか考えていました。ある子が次のようなことを最後に書いていました。

「ぼくはお父さんから保育器の中にいたんだよ、と言われたことを覚えています。今こうやってぼくが生きているのは、かんごしさんやお医者さん、お母さんやお父さんの願いのなかで生まれてきたからだと思います。だから今度はまわりの人をささえていく番だと思いました。」

自分の命は自分一人だけのものではないことに気がつき、今度はまわりの人を支えていこうと考えています。ステキな感想はかがやきキラリです。

命には限りがあります。健康な人にとって実感のない話ですが、命は永遠に続くものではありません。限りのある命だから、限りのある時間だから、今という時を大切して欲しいと思います。

卒業まで、進級まで41日となりました。これからは、時間には限りがあることが実感しやすい時期になっていきます。残り少なくなっていく目の前の仲間と生活できる時間を惜しみつつ、今日一日を一生懸命生きること、これも命を大切にすることだと思います。