寒い12月、温かい言葉

更新日:2022年12月02日

ガスがかかり真っ白で笠置山がまったく見えない寒い朝でした。「寒い中をありがとうございます」そんなあいさつをしてくれる子がいました。膝をついて帽子を取り、欧州式?のあいさつをしてくれる子もいました。

金曜日の坂小タイムは校歌を歌う時間になっています。それぞれの教室から元気な校歌が聞こえてきました。

1時間目、なかよしでは上の子が下の子をしっかりリードして授業の挨拶をしていました。異学年が一緒に学ぶなかよし学級のよさです。

1年生国語は、見つけたことを進んで挙手していました。図工のクラスでは「ぺったんころころ」の作品をつくっていました。工夫しながら楽しそうにつくっていました。

5年生家庭科では、ミシンを構いたい子がたくさんいました。やる気があるのはいいことです。

2時間目、4年生図工では、運動会の自分が走っている写真をタブレットに写して、それをもとに絵を描いていました。

3時間目、3年生算数では復習プリントをやっていました。出来た子から先生の所へ行って見てもらっていました。「合格するぞ!」という子どものやる気の声が聞こえてきました。2年生生活科では、1年生とのなかよし交流会で使うおもちゃをつくっていました。工夫したおもちゃができていました。

6年生ではあたたかい言葉かけ運動に使うプリントを書いていました。子どもたちがかけてもらってあたたかい気持ちになった言葉は次のようなものでした。

「行ってらっしゃい、気をつけてね!」~私が学校に行くとき、毎日お父さんとお母さんが「行ってらっしゃい、気をつけてね」と言ってくれます。その言葉を聞いた私はうれしいなっていつも元気に出かけることができます。

「おまえはやればできる」~自分が運動会で緊張していたときに、親がおまえはやればできるといってくれたので自信ができて一生懸命頑張れました。

「上手に説明できたよ」~算数の授業の時、みんなの前で求め方を説明しました。初めは上手に説明できたか不安だったけど、授業が終わった時に友達が「上手に説明できていたよ」と声をかけてくれました。うれしかったし、心がポカポカしました。次は私が声をかける番だなったと思いました。

「おかえり」~このご時勢で地域の方との交流も少なくなっている中で、下校中に出会うと必ず言ってくださる優しくて元気が出る「おかえり」という言葉で今日も頑張ったなと思えます。地域の方々に感謝します。

「あなたなら大丈夫」~三者懇談の時、ぼくは「まだがんばれない?」みたいなことを言われると思っていたら、先生に「あなたなら大丈夫」と言われて、自分にとても自信がつきました。

12月に入って寒い日が続きますが、あたたい言葉は気持ちをあたたくしてくれます。来週は人権週間です。あたたかい言葉の中で子どもを育てたいと思います。

それではみなさんよい週末をお過ごしください。