11月29日「防災訓練~地震体験・煙体験」

更新日:2023年11月29日

4年生以上の全児童について、起震車による大規模地震体験と、火災時の煙を想定した煙体験といった、防災訓練を行いました。

起震車の揺れは、震度7。いつか起こると言われている東南海地震を想定した、大規模地震の体験です。

あまりの揺れの激しさに怖くなってしまった子もいれば、興奮してしまった子もいました。5・6年生はさすが、冷静に体験に臨んでいました。

家庭科室を一室、特殊な煙(吸い込んでも無害なもの)で満たし、見えない状態で出口まで壁や机をつたって行くという体験です。

火災発生時、多くの人はこの煙によって命を落とすことになります。姿勢を低くして、地面を手で触らず足で確かめ、壁を確認して出口をさがす訓練です。

視界は3メートル程度。その先に行くと、子どもたちの姿は消えてしまいました。

バニラの甘い香りがするこの煙を、吸い込むことなく出られれば完璧なのですが、それはまず不可能。姿勢を低くして、口と鼻をハンカチなどで押さえ、なるべく吸い込まないようにして、冷静に判断する・・・

実際の火災ではこんなには冷静に行動できないでしょうが、あたまのどこかにこの訓練が残っていれば、自分や周りの命を守れるかもしれない・・・大切な訓練です。中津川消防署の皆さん、ありがとうございました。