12月22日「6年生~総合でひと・まちテラスへ」

更新日:2023年12月22日

6年生は午前4時間かけて、新町の新しくできた「ひと・まちテラス」で、総合的な学習の時間「ふるさとタイム」福祉について学んできました。

前半と後半に分かれて、二つの学習をしました。一つは、音訳ボランティア「さざなみ会」の皆さんによる音訳体験。一つは、福祉の視点から見た「ひと・まちテラス」の工夫を発見するという学習です。

ひと・まちテラス館長さん、副館長さん、社会福祉協議会の皆さん、音訳ボランティア「さざなみ会」の皆さんに、大変お世話になりました。

まずは、音訳体験。目隠しをしている人に読んで聞かせたり、説明をしたりする体験をしました。

目隠しをすると不安感に襲われるけれど、声を聞くと安心感が生まれる。目の不自由な人がいたら、やさしく声をかけたい。言葉で全てを伝えるのはとても難しいことだと感じた。

さざなみ会の方からは、目が不自由とかだけではなく、大きく、はっきり、ゆっくりと、わかりやすく・・・相手を思う気持ちが大切。と教えていただきました。

点字、バリアフリーはもちろんのこと、一目で分かる案内マーク、段差の少ない階段、ぶつかり防止のガラスデザイン、音がもれない部屋の設計、どんな人にも対応できるカウンターなどの設備などを、発見したり、館長さん、副館長さんに教えてもらったりして学習しました。

6年生の発言を聞いていて、ちょっとびっくり。・・・こんな大人だったっけ?・・・と思いました。さまざまな取組、トラブルも含めていろんなことを乗り越えてきたこれまでの生活で、大きく心も成長していたのですね。

誰もが安心して使える施設が、ふるさと中津川に新しくできたことを、ほこりに思う・・・子どもたちの感想です。

福祉の学習をしながら、ふるさと中津川への郷土愛も深めることができた1日でした。