3月9日トマトで学んだことを発表して感謝の気持ちを伝えました

更新日:2023年03月09日

これまで、総合的な学習で勉強してきた「トマト大作戦」のまとめを、加子母トマト生産組合の小木曽さんに来て見ていただきました。

実行委員の司会のもと・・・

まずは、この1年間の学びをまとめたプレゼンを見ていただきました。

仮植からトマトトーンや夏休みのお世話、出荷に選果、そして畑じまいまで

さらには、加子母教育の日に教えていただいた加子母トマトの歴史から考えた事を発表しました。

とても分かりやすいプレゼンに、小木曽さんからもたくさん誉めて頂きました。

一人一人が、今年、「トマト大作戦」をやってみて感じたことを伝えました。(詳しくは欄外に子供たちの感想をのせました)

みんなも、毎回、トマトの様子をしっかりと見て、前回観察したときとの違いを見つけていたけれど、比べて分かることがたくさんあるのでこれからの勉強の中でも大切にして下さい。

心を込めたお礼の手紙を渡しました。

さらに、小木曽さんにいろんな質問をしました。

何を一番大切にしてトマトを育てているのか?何歳までトマトを育てたいか?自分の作ったトマトはやっぱいおいしいですか?何の品種がおいしいですか。どうして、トマトを作ろうと思ったのですか?

子供たちが今年1年トマト作りを通して学んだ感想を紹介します。

〇私は、家でもおじいちゃんがトマトを作っていて、おいしいトマトなんだけど、今年習って作った私のトマトの方がもっとおいしかった。おじいちゃんがやっているトマト作りを引き継いでいきたい。

〇僕も、トマト以外にも色々な物を育ててみたいと感じた。

〇小さなトマトの苗に2リットルも水をあげるのがすごいと思ったし、トマト作りの大変さが良くわかった。でも、何よりトマトが出来て達成感をすごく感じた。

〇4年生の頃までは、一つ上の学年の人が作るトマト作りを見ていて、楽しそうだと思っていたけど、世話は簡単じゃなくって、おいしいトマトを作るための難しさや努力や作る人の思いが良くわかった。

〇苗を育てる小さな作業から、ビニールハウス内を耕す大きな作業までトマト農家の大変さがよくさかったし、おいしいトマトを作ることの大変さが良くわかった。

〇夏の暑い中でも、すごく頑張っていることがわかった。

〇楽しそうに思っていたけど、難しいことが良くわかったし、習ってとても良かった。趣味としても、やりたい。

〇今まで、ミニトマトとかは家で作ったことがあったので、簡単かと思っていたけど、ちがった。トマトがおいしくってよく食べるようになったし、大変さが分かってお手伝いもしないといけないと思うようになった。

子供たちは、「加子母のトマト作り」を1年間かけて学ぶ中で、トマト作りに込められた加子母の人たちの思いや、これまでの努力・工夫そしてこれからの自分の生き方を考えられるようになってきました。

加子母の人たちの思いに触れ、自分の生き方を考える素敵な勉強が出来ました。

小木曽農園の小木曽さんをはじめ、加子母トマト生産組合の皆様本当に素晴らしい学習をありがとうございました。