2月21日アンガーマネジメント(6年生)

更新日:2023年02月24日

今日の学級活動では、スクールカウンセラーさんに「怒りと上手く付き合う方法」を教えていただきました。

現代社会で生活する上で、たくさんのストレスがあるといわれています。そのストレスであったり、怒れてしまうことに毎回、全力で怒っていたら体も心も疲れ切ってしまいます。また、時には、ストレスを怒りに変えて人を傷つけてしまうこともあります。

今日は、SCの先生にお越しいただいて、「怒りと上手く付き合う方法」を教えていただきました。

1怒りは気持ちの一つであること。

2怒りの感じ方は人によってちがうこと。

3怒るのは悪いことではないこと。

4怒りを困った怒りにしないようにするために

5怒りに流されないようにするために

など、具体的な例を挙げて、子供たちの気持ちを聞きながら行いました。

怒りを暴力に変えたり、暴言に変えるのではなく、6秒ゆっくりと深呼吸して考え、怒りを言葉に変換して、伝えていくことで、困った怒りにならないようになります。

ただ、怒りは悪い感情ではなく、大切な感情の一つであることも忘れてはなりません。東濃地方の偉人佐藤一斎(江戸時代の儒学者)さんの言葉に、「憤の一字はこれ進学の機会なり」と言う言葉があるように、怒りは何かを成し遂げる原動力になる場合もあります。(怒りを内面で前向きに処理した良い例ではないでしょうか。)

怒りと上手に付き合いながら、これからの人生をなめらかに生きていけるようにとても良い勉強ができました。

6年生の子供たちは、比較的穏やかな性格の子が多く、怒りに対する沸点が高く簡単には怒ることがない子が多いことが授業の中で明らかになってきました。授業後、、それでも怒りを困った怒りや暴力・暴言に変えないようにしたいという感想がありました。