1月16日物の温まり方を調べました(4年生実験)

更新日:2023年01月16日

4年生は理科で「物の温まり方」を調べています。今日は、銅板を熱したとき、どのように熱が伝わるかを実験で調べました。

銅板の中心を熱するとどのように熱が伝わるか予想を聞くと、全員挙手。さすが、4年生。

2つのグループで自分の考えを交流します。

自分の予想として描いた図を示して説明します。

何人かの児童は、黒板で熱の伝わり方の予想を発表しました。実際のところはどうなのかを調べるために、実験です。

銅板の表面にろうそくのロウを塗って、銅板の中心を熱します。さて、どこからどんな風にとけていくかな?

次は、銅板のはしっこを熱すると、どんな風にロウがとけていくかな?

おおっ。

やっぱりそうか。

早速、とけたロウの様子をノートに記録します。

「私が考えていた、中心からだんだん伝わっていく説が正しかった。」熱は、金属の場合、温められたところから、順番に伝わっていきます。さて、金属でなく、水だったらどうなるのでしょうか。空気だったらどうなるのでしょうか。さらに疑問がふくらんでいます。

理科では、予想を立てて、自分なりの根拠をもって、実験に取り組んでいます。実験結果から、どんな風に考えれば良いのかを一つ一つ考え、自然事象の謎を解き明かしています。

大人になると、生活の中の様々な経験から、理由を考えるより、当たり前の事実として捉えてしまうのですが、自然の事象の中にどう考えれば良いのか決まり(説)を見つけていくことで、別の事象に対する予想をどんどん膨らませています。

こういった経験をたくさんしていくと、将来、未知の現象に遭遇しても、自分なりに予想して自分なりに解決して納得して生活できるようになっていきます。(これからの時代の中で求められる力の一つです。)