1月11日書き初め大会を行いました。

更新日:2023年01月11日

加子母で書道教室を行っていたり、書道をしていたりする先生(田口さん、交告さん、梅田さん、三浦さん)に来て頂いて、今日は、書き初め大会を行いました。

書き初めとは、新年に初めて筆で字を書くことで、1年の抱負や計画、おめでたい言葉を書いて、その成就を祈願したり、お祝いをする行事です。調べてみると、平安時代から行われていたそうで、新年の若水(元旦の早朝にはじめてくんだ水)で墨をすり、その年の恵方に向かって文書を書く行事だったそうです。一般的には1月2日に「事始め」として書を書くことで、書が早く上達すると言われています。また、左義長でお正月飾りと一緒に炊き上げて、炎や燃えかすが高く舞い上がると、字が上達すると言われています。

子供たちの中には、先日、地域で行われた左義長ですでに「書き初めを火に入れたよ」といっている子もいました。

冬休み中にも練習してきた成果を発揮しようとがんばって書きました。

普段より大きな文字なので、墨をたくさんつけて心を込めて書きました。

自分の書いた文字のはねがうまくいかずに、時間いっぱいこだわって書き上げる姿・積極的に先生に助言を求める姿が見られました。

 

学年ごとに、書く言葉がちがいます。6年生は「将来の夢」。場所を体育館2階に移動して、書きました。

真剣に集中して書くので、本当に静かに書と向き合いました。

1年生は硬筆(ペン)で「なかよし」集中して書きました。」考えてみると、小学校に入学して平仮名を初めて習って半年・・・上手になりました。

書けた子は、自分の書いた3枚の書を見比べて、どれが一番うまく書けたか選びました。

2年生も硬筆(ペン)です。文字数も増えて、さらに漢字も入って、「元気にあいさつ」。気は文字のバランスも難しい・・・。お手本をよく見て書きました。

どの子も一生懸命に書きました。書けた物を黒板に貼ってもらって、2枚目に挑戦です。

3年生からは、毛筆となります。「友だち」。大きく書くこと・左はらいが難しいのですが、

一生懸命に書いて、さらに、先生にアドバイスを求める姿も見られました。

4年生は毛筆で「明るい心」。はねが難しいのですが・・・

先生に教えていただいて、気をつけて丁寧に書くことができました。名前も小筆で丁寧に書きました。

5年生は毛筆で「新しい風」。画数も多く、細かく書くところや、太く書くところ難しいですね・・・

中心のバランスも難しく、先生に教えていただいて上手に書けました。

6年生は毛筆で「将来の夢」さすが、6年生にぴったりの書き初めです。でも、難しい・・

6年生の「将来の夢」という文字に、3ヶ月後に卒業して夢に向かって進んでいく姿を想像してしまいます。どの子の文字からも、たくましさを感じました。

教えに来て下さった先生方も、子供たちと一緒に習字の時間を過ごせて楽しかったとおっしゃられました。それは、加子母小学校の子供たちが、どの子も人懐っこく、そして積極的に質問をして、少しでも向上しようとする姿だったからだそうです。

地域の方に関わってもらうことで、子供たちはいつも以上に一生懸命がんばれました。また、自分の良さをさらに伸ばすことができました。

4名の先生方本当にありがとうございました。

素敵な書き初め大会になりました。

この書き初めは16日(月)から20日(金)教室に展示する予定です。(また、お知らせします。)