12月20日自分たちで発電できるのか(6年生)
6年生は理科で電流のはたらきを勉強しています。電池から流れた電流でモーターが回ったり、電球が光ったりするのですが、逆にモーターを回したら、電流をつくり出すことができるのかを実験しています。
はたして、電流をつくりだすことができるのでしょうか?
早速、理科の実験キットを組み立てて
手回しモーターを、豆電球やLEDや電子ブザーやモーターにつなげて、電流ができているのかを調査します。
少し前の時代であれば、プラモデルの名人がいてみんなに作り方をどんどん説明する子がいたのですが・・・最近は、あまりプラモデルをやらないかな?
その分、しっかりと説明書を読んで組み立てていきます。
分からないとことは、教え合って・・・
やった。私の電球光った。
私も光った。あれ、LEDは逆にモーターを回すと、光らない??
僕も光った。電気をつくる(発電する)ことができるぞ。
僕も光った。結果を用紙にメモしていこう。
最近は、いろんな電子機器が複雑で、家で電化製品を分解したり修理したりすることもないので、なかなか経験が少ないです。ひと昔前ならば、自分の自転車の前輪についた発電機をタイヤにつなげてライトを光らせる経験がどの子にもあり、発電の経験はあったのですが・・・(最近の発電機も改良されて、タイヤの中心部で仕組み分かりにくくなっていますし)
そこで、今日の授業では実際に自分の手でモーターを回して、発電をしました。
電気のエネルギーが運動のエネルギーに変換されたり、運動のエネルギーが電気のエネルギーに変わったり、その電気のエネルギーが音や光のエネルギーに変換されたりとエネルギーが変換されることを実験を通して感じています。
考えてみると、最近のハイブリット車もガソリンのエネルギーをエンジンで運動のエネルギーに変えて、その運動のエネルギーを電気に変えて、その電気のエネルギーでモーターを動かして車を走らせていたり、下り坂では、下り坂を下るタイヤの回転で発電をして、電気をためて、その電気で走ったりと6年生が勉強していることが、最先端の科学で応用されています。
今日勉強したことが、日常生活につながってさらに深い学びにつながっていくといいですね。また、子供たちの中から最先端の科学者が誕生するかもしれません。楽しみです。
更新日:2023年01月05日