12月7日命を守る訓練J-アラートへの対応

更新日:2022年12月07日

今日の2時間目に命を守る訓練を行いました。今回の想定は、J-アラートが鳴って危険が迫っているときの対応です。

2年生の様子です。J-アラートがどんな時になるのかを習いました。他国からミサイルが飛んできて、ミサイルが破裂して、その衝撃と爆風が学校にきたとしたら、どうやって自分の命を守るかを練習します。体の中で一番大切な頭を守るために、椅子の所に掛けている頭巾を被る事が分かりました。本人の名誉のために記しますが、上の写真は、決して姿勢が悪いわけではありません。話をしっかりと聞いていて、すでに頭巾を手にとろうとしている子が数名います。

先生の指示を聞いて、素速く頭巾を被りました。さらに、爆風で教室の窓ガラスが割れて細かくなって飛んでくるかも知れません。少しでも頭を守るために、机の下に・・・

素速くもぐりました。

1年生は、隠れるところがない場合に、みんなで寄り添って頭を守る練習をしました。自分では、頭が隠れているつもりでも・・・案外、頭が飛び出してしまっています。

頭を隠して小さくなる練習もして見ました。

3年生は、とにかく、頭巾を被って机の下に隠れました。もちろん、勉強道具がいくら高価であっても、自分の命が最優先です。

4年生は、机を仲間で近づけて寄り添い、さらに頭巾と机で命を守ります。

少しでも、爆風や閃光から身を守ることが大切になります。それで、少しでも物陰に、少しでもガラスから離れて練習しました。

練習後、教室以外の場所だったらどうしたらよいのか?登下校中はどうすると良いのか?などを考えました。

少しでも時間があれば、トイレの個室など窓ガラスの少ない壁の多い頑丈な場所が避難するのには適していると言われています。

また、運動場など隠れる場所が少ない場所でも、少しでも遊具や木の陰に寄り添って小さくなったり、ふせることで、爆風や閃光を少しでも避け、生存率を上げることにつなげることができるそうです。

今朝、子供たちと、「今、J-アラートが鳴ったら、どこに隠れるか?」を話ながら登校しました。「道路脇のU字溝にすっぽりはまってまつのがいいかもしれないね。」なんて話したり、「森の木の根元に隠れる。」とか「頑丈そうな中学校に入らせてもらう。」などいろんなアイデアが浮かびました。

Jーアラートによる爆弾からの避難は予想もつかないくらい避難の仕方が難しいと思います。仮にそんな状況になっても、たくましく生き抜ける加子母の子になってほしいと考えています。(できれば、戦争の無い日本であってほしいですが・・・)

ご家庭でも、話題にして頂いて、家ではここに隠れようとか、登下校中はこの建物が避難できそうとか一度、話題にして頂けるとありがたいです。

(ちなみに、家では、押し入れとか、お風呂のバスタブとか、トイレが良いそうです。・・・部屋が狭くて丈夫で窓が少ない場所だそうです。)