11月30日くり下がりの引き算の勉強をしました(1年生)

更新日:2022年12月01日

12-3のくり下がりを勉強しました。

今日の問題は、「たまごが12こあります。3こたべます。何このこりますか。」イメージを膨らませるために、映像も見て・・・

大事な数字は何かな?どうして、引き算って分かったの?

「先生が食べたから。食べたということは、なくなっていくから、引き算です。」たまごの数の変化を文章とイメージからしっかりと捉えています。

できそうかな?やってみましょう。

ブロックで考える子

たまごの数だけ○をノートに書いて、まる図でやってみる子

12のブロック、どこから3ことろうかな?

ブロックでできたので、言葉で、説明してみよう。「先生、聞いて。」「うまく、説明できたね。」誉められて、自信をつけて・・・

黒板で、大きなブロックを使って、みんなに説明します。「私は、最初に12この、2こをとって、そのあとに、10のかたまりから1ことったよ。」

「私は、10のかたまりから3ことって、7こと2こを足したよ。」

「僕も、説明するよ。」自信をもって説明できる子が増えてきました。

「僕は、まる図でせつめいするよ。」

1年生は、すごくいろいろと考えて、説明する力が高まってきました。楽しみです。

 

12-3=と聞かれると、大人なら、すぐに9と答えてしまいますが、子供たちは、たまご(具体物)をしっかりとイメージして、その具体物が3つなくなる様子をしっかりとつかんで、具体物をブロックや○に置きかえて・・・と抽象物にして、数字にしてと丁寧に考えていきます。

今回のたまごの問題ですが、日常生活で考えると、冷蔵庫に12個(10こ入りパックとバラの2個)たまごが入っていて、3個使うときは、まず、2個のバラを使って、1個を使うので、12-3=(10+2)ー(2+1)=(10)-(1)

そして、10-1 となって、9個となります。(減減法)

計算的には、12-3を勉強すると、12の2から3は引けないので、10のかたまりから3を引いて7。7に、2を足して9とします。(減加法)

大人になると、どっちのやり方でやっているのか分からなくなってしまいますが、子供たちは、そんなイメージも大切にしながら算数を楽しんでいます。

(うーん、書いていて、なんだか難しくなってしまいました。ごめんなさい)

今後の、筆算的には(減加法)を使うことが多いのですが、いろんなやり方を知って活用できる柔軟さも大切になります。