11月15日阿寺断層見学に行って来ました。

更新日:2022年11月15日

今日は、阿寺断層を実際に見学して、断層がもたらす恵みや地形の変化について富山大学の安江先生、加子母教育協議会の今井さん、防災士会の島倉さんにおしえていただきました。

小郷の大杉会館を出発して、実際に、阿寺断層がどこなのかを探しながら見学します。

ここからみえる所に断層があるけど分かりますか?みんなで断層の方を見つめています。

実際の断層の所に立って、先輩の作った説明の看板を見ました。あわせて、現在中2の生徒が小6の時に作成した看板を立ててきます。

実際に、この断層がどれくらいズレたのか、iPadを使って調べてみました。

さらに、断層に沿って乳子池に行くと、なんと、川の河岸段丘が今度は東西に横にずれていることを教えていただきました。

断層が、山をずらしているところも教えていただきました。そういえば、あの山って変わっているし、竜のような雲ができていることがあるよね。

実際に赤と青のフィルムを使っためがねで、立体的に地図を見て、実際の土地と比較します。

3人の先生方にいろんなことを、実際に見て教えていただきました。

普段、何気なく通っている道が、断層であったり、地面がズレていたり、山が断層によって小さな山に切り分けられていたりと、びっくりのことがいっぱいの見学でした。

子供たちは、この見学を通して、

「実際の場所に行って、見学して断層がどんなものかよくわかった。」とか

「実際に見てみて、色々と分かったので、加子母教育の日の発表に向けてまとめている資料にいかせそうだ。」とか

「実際に行ってみて、自分の住んでいるこの土地のことが良くわかった」という感想を持っていました。

普段、気にとめずに「坂道があるな」とか、「昔から、このあたりできれいな水が湧いていて、ホタルがいるよね」とかぐらいでしか気にしていなかった加子母の土地にそんな地殻変動があったことを知って、びっくりすると共に、とても興味がわいてきた一日となりました。知れば知るほど、新たな見方ができたり、好奇心がわいてきます。貴重な体験を、先生方ありがとうございました。

最後に、阿寺断層のおせんべいをつかって、断層によって川がズレる勉強をしました。先生からの宿題で、お家で家族におせんべいをつかって、説明することになっていましたが、6年生、宿題はもう終わったかな??