10月18日車椅子体験をしました(6年生)
加子母社会福祉協議会のみなさんに来て頂いて、車椅子体験をさせて頂きました。
先日より、社会福祉協議会の方々にお世話になって、福祉体験をさせて頂いておりますが、今日は、車椅子を使っての体験をさせて頂きました。
2人に1台ずつの車椅子をお借りして、2人で、介助と介助される両方の体験をしました。介助されることで、どうしてほしいのか、どこが不安だったか、どんな声をかけてあげるとよいかなど両方の立場での気持ちがわかります。
車椅子で段差を乗り越えるだけでも一苦労。乗っている人に、「これから、こえるよ」と優しく声をかけて・・・
足場の悪い、マットの上で方向を変えるのも一苦労。「こわくないですか?」と声をかけていました。
タイヤがマットに埋まって、上手に方向転換ができません。がんばって・・・
お手洗いに入るときは、乗っている人の手がドアに当たらないように、「手を中に入れて下さい。」と上手に声をかけていました。
坂道のスロープは、後ろ向きで、ブレーキを使ってゆっくりと降りていきます。
「後ろ向きに、下がるからね。」と声をかけてゆっくりと、介助される人の気持ちになってできました。
外の段差も、上手に乗り越えられるようになりました。よいしょ。
後輪も、よいしょ。
この体験は、車椅子が上手に扱えるかを学んだわけでなく、車椅子という不自由な体験をしてみて、実際に自分がどう感じたか、どういう風に介助してもらいたいか、どういう風に接してもらいたいかをじっくりと考えることが重要になります。
6年生の子どもたちも、実際にやってみて、「後ろ向きに移動するときは、不安だった。」とか「声をかけて少しでも不安をなくすことが大事だとわかった。」と感想を持っていました。
(自分も、自宅で時々父の車椅子を押すことがあるのですが、今日の勉強を一緒に体験させて頂いて、もっと、父の立場に立って、スロープを移動したり、もっと、こまめに声をかけないといけないと反省しきりでした。)
たくさんの車椅子を準備して下さり、体験を通して教えて下さる、加子母社会福祉協議会の皆さま、今日も本当にありがとうございました。
更新日:2022年10月18日