10月11日太陽とかげを調べよう(3年生)

更新日:2022年10月13日

3年生は晴天の中庭で、理科でかげ調べの勉強をしました。

3年生の理科では、太陽と地面の様子を勉強します。大人になると当たり前に感じてしまうことも、子どもたちにとっては、不思議がいっぱいです。日陰は、太陽の光を遮ることでできることや、日陰の位置が太陽の位置によって変わることなどを体験を通して勉強していきます。

太陽を遮る物の形が変われば、カゲの形も変わりますし、太陽の位置が変わればカゲの形やできる方向も変わってきます。

子どもたちは体験的には知っているのですが、実際に実験してそれを明らかにしていきます。

形が変われば、ということで、体のポーズを変えれば、できるカゲの形も変わってきます。自分も、子どもの頃、グランドで秋の夕日に映るすごく身長の高いカゲがうれしくって、友達と遊んだのを思い出します。

また、太陽の位置が変わる(秋から冬になると太陽高度が低くなります。)ことで、自分のカゲが長くグランドに映るため、秋から冬にかけて「カゲ踏み鬼ごっこ」が流行ったことを思い出します。(夏にやろうとすると、カゲが小さすぎて踏めません)体験的には知っている太陽とカゲの関係を3年生は少しずつ解き明かしていきます。

また、国語で「ちいちゃんのかげおくり」の本文中にも、かげおくり(地面に映った自分のカゲを十数秒凝視して、雲のない青空を見上げると青空にカゲが残像としてうつります。)が、出てきます。

もし、よかったら、休日の天気の良いときに、お子さんと楽しんで下さい。結構楽しいですよ。

(3年生だけでなく、ぜひ、秋の思い出に・・・)

 

ついでに雑学を一つ、太陽高度が低くなるので秋になると、朝方、夕方の車の運転で太陽がまぶしいことが多くなります。(秋の夕方(日没前)の事故が増えるのはそんな理由もあります。学校などでも、教室に低い角度から太陽の光が差し込むのでまぶしくって、カーテンを使うことが増えます。さらに、秋の紅葉は、太陽が低く山の奥まで日を照らすためにきれいに見えるとも言われています。(♪秋の夕日に♪ 照る山 もみじ~♪ )