9月1日命を守る訓練を行いました。

更新日:2022年09月01日

1923年の9月1日に関東大震災が起きてしまったことを教訓に今日は「防災の日」です。加子母小学校でも、停電中に地震が発生したことを想定して命を守る訓練をしました。

「天災は忘れた頃にやって来る」と東京大学の寺田寅彦博士が言ったように、いつ、地震や土砂崩れが発生するか分かりません。当然、地震で電気が遮断された状況でも避難すべき時があります。そこで、電源がない状態でも安全に避難ができるように避難訓練を行いました。

緊急地震速報の放送が停電で途中で聞こえなくなってしまいましたが、先生の指示をしっかりと聞いて、机の下に頭を入れて頭を守りました。

放送が使えないので、拡声器で中庭から避難を呼びかける教頭先生の声を聞いて、避難の準備をします。(外は雷と大雨で、本当にこれ以上はないほどの訓練になりました。)

防護の頭巾を頭にしっかりと被り、避難をします。(今日は、天候で外への避難は難しかったので、訓練はここまで・・・。)

1年生も、しっかりと頭巾を被って避難準備完了。頭巾のあごひもをしっかりとしめて、両手が塞がらないように避難します。

どの子も、本番を想定して、しっかりと避難準備をすることができました。

今日は、さらに、避難時の救給カレーを給食でいただきました。

カレーは大好きなんですが、できれば、この非常食を食べなくて良いように、安全に過ごせることを祈るばかりです。

「天災は忘れた頃にやって来る」を別の解釈で捉えると、「忘れなければ天災にあわない」と言うことになります。

日頃から、防災意識を高め、普段の生活の中でも安全な生活を意識することで、災害は最小限にすることができまます。

避難の仕方をしっかりと理解するだけでなく、毎日の生活の中で、安全を意識することが大切になります。例えば、廊下では絶対に走らないこと、放送がなったら必ず止まって静かに聞くこと、仲間に大きな声で注意を呼びかけられるように大きな声で意見が言える(元気よく挨拶ができる)ようにすること、仲間の発言中は絶対に静かにすることなど様々なことができます。

日常から防災を意識するきっかけとなる、「命を守る訓練」となりました。

ご家庭でも、「食事中に地震が来たらどうする?」とか、「登下校中に地震がきたらどうする?」など話題にあげて話合ってみてください。よろしくお願いします。