8月31日空から降ってきた雨はどこへ行くのか?4年生理科

更新日:2022年08月31日

4年生の理科では、「水のゆくえ」を調べながら、温度によって姿を変える水の勉強をします。今日は、実際の雨の中運動場に降った雨がどうなるのかを考えました。

来賓玄関の水は、流れて側溝につながっているけど・・・

水たまりの水はどうなるのかな?土の中にしみこんでいくのではないかな?

雲梯(うんてい)の下の水もたまっているけど、何日か晴れが続けば水はなくなっている。

ブランコの下の水たまりはどうかな?そうだ、水の通り道を作って流してしまえ。・・・おっと、水遊びになりそうな・・・川に流れて行くのかな?

それぞれの意見を、この後、教室で考えてみよう。

4年生の理科では身の回りの現象を、じっくりと観察してその自然の原理を解き明かしていく学習が多いです。今日は、雨でたまった水たまりの水を実際に見て、水のゆくえを考えました。

大人になると当たり前に、「そりゃ、川に流れて行くさ。」とか、「太陽の熱で蒸発するよ。」とか、「土にしみ込んで地下水になるのでは・・・。」とか考えますが、4年生にとって、日常のできごとに視点をあてて、「あれ?どうなっているのかな?」と考え・解き明かしていくことが科学への一歩になります。

考えてみると、水ってすごく不思議な物質で、0度で氷になったり、100度で沸騰して水蒸気になったり、100度にならなくっても、洗濯物についている水は蒸発したり・・・不思議ですね。これから始まる学習が楽しみになってきました。お家でも、親子一緒に「なんでかな?」って一緒に考えてみて下さい。(答えを教えてしまうよりも、学ぶ力が、グンと伸びます。)