6月29日3年生算数で2ケタ×1ケタのかけ算のやり方を一生懸命に考えました

更新日:2022年06月29日

3年生は、算数の研究授業でかけ算の計算の仕方を考えました。

「今日の勉強で分かっていることは何ですか?今までの勉強と違うところはどこですか?」全員が挙手します

よし、今まで勉強してきたことを使って、やり方を自分なりにノートに書いてみます。すごい勢いでエンピツが走りました。

自分の考えを黒板に書いて発表の準備をしています。

その間に、お隣さんに自分の考えを伝えて交流しています。

ノートを指し示して、「こういう風に考えると・・・96円になるよ」

前に出てきて、数図で自分の考えを説明しています。

僕は、足し算で考えました。32+32+32だけど、まず、30+30+30を考えて90にして、・・・

私は、位ごとにかけ算を使ってやりました。

10の位が30×3で・・・

2時間目の算数で、32×3の計算の仕方を勉強しました。大人であれば、すぐにそのまま筆算(暗算)で計算してしまいそうなものです。

1本32円の鉛筆を3本買うといくらになるかを計算することは、具体的に操作として考えると、1本目を買って、32円払って、2本目で32円払って、3本目で32円払って・・・と具体的なお金のやりとりで考えることから始まります。

3年生の今の段階では、2ケタのかけ算を勉強していないので、かけ算の意味をしっかりと考えて、数図で実際に10と10と10と1と1と1の図を描いて考えたり、

先ほど話したように、32+32+32で考えたり、

32を30と2に分けて、30が3本分・・・・30×3=90円

2が3本分・・・・2×3=6円

それを足して 90+6=96円と考えるなどいろいろな考え方で考え発表しました。

どの考え方も、位ごと(10の位、1の位)に考えていることに気づき、これからは、

位ごとに分けて計算すれば良いことを見つけました。

大人になると、「そんなの当たり前とかんがえてしまいますが、その途中の道筋を丁寧に考えるとこで子供たちは、計算の意味をしっかりと理解していきます。」

どの子も、しっかりと自分の考えをもち、鉛筆の走る音が聞こえるくらい一生懸命に自分の考えをノートにまとめ、交流しました。授業の最後には、演習問題(鉛筆問題)にも一生懸命に取り組み自分の理解できたことを確認しました。(この姿、来週末9日の授業参観でも見ていただきたいです。)

子供たちの中の何人かは、授業後も問題に挑戦し、先生に見せ行く姿が見られました。本当によくがんばっています。