8日歯科指導を行いました(1・2・3年生)

更新日:2022年06月08日

加子母小学校の学校歯科医の島倉先生に来て頂いて、歯科指導をして頂きました。

1年生

島倉先生が一人一人に牛の歯を袋に入れて見せて下さいました。

「前歯には物をかじる役割があり、奥歯には物をすりつぶす役割があります」「1本ぐらい抜けてもなんて考えないで、毎日丁寧に歯を磨いて下さいね。」

「乳歯(子供の歯)の下に、大人の歯もこんなふうになっているよ。」

上手な歯みがきを教えて頂きました。

2年生

6歳臼歯の模型を一人一人が見ながら、「ここをしっかり磨かないと虫歯になるから気をつけてね。」

「咬合面の磨き方に気をつけて下さいね」

6歳臼歯の特徴や磨き方を教えて頂きました

3年生

歯と同じカルシウムでできた卵が酢で溶ける様子を観察しました。

リン酸緩衝液(唾液と同じように、歯が溶けるのを防ぐはたらきがある)を酢の中に入れると、卵(歯)が溶けるのが止まりました。

「唾液って大切なんだ・・・」

虫歯のでき方を、実験を通して教えて頂きました。

ここ数年の、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、学校では、給食後の歯みがきを控えています。(中止しています)

今日は、学校歯科医の島倉先生に来て頂いて、一人一人が歯みがきの大切さ(歯を大切にする)を意識できるように授業をして頂きました。

新聞やニュースでも最近多く取り上げられていますが、コロナ禍で多くの大人が歯医者さんに行くのを控えていたり、痛くなるまで放置していて歯が悪くなっている人が多いと言われていたりします。

また、ニュースでは、そんな現状を憂いて、1年に1回は歯医者に行くことを法的に義務づけようとまで国会議員さんが議論を進めていると紹介されていました。

これからの激動の時代の中で子供たちが、自分の歯にしっかりと正しく関心をもち、虫歯や歯周病から自分の大切な歯を守れるように、学校では力をつけていきたいと考えています。

来週の4・5・6年生の歯科指導が終わった段階で、染め出し(歯みがきの状態をチェックする薬)のセットを子供たちに持たせますので、ご家庭でも歯みがきの様子を確認して頂きますようよろしくお願いします。