2月17日阿寺断層で学んだことを地域で発表(6年生)
17日(土曜日)に、6年生は総合的な学習で学んできた阿寺断層のことを地域の人に発表しました。
10:00に、ふれあいの館前にたくさんの地域の方、保護者、子供たち、加子母総合事務所の皆さん、加子母防災士会の皆さん、富山大学の安江先生と学生さんが集まってくださって、これまで学んできたことを6年生が順に発表しました。
断層の仕組みを分かりやすく説明するために、自作の模型を使って説明もしました。
安江先生からも、補足をしてもらって、さらに深く勉強しました。
場所を移して、実際の加子母の東側の山なみの様子を断層と関連付けて説明しました。
「あの山が断層で、ずれているのはわかりますか?」実際の山を指さして、説明をしました。
さらに、断層による加子母川が曲がってしまったことや、将来的には付知川に・・・なんて話もしてくれました。地域の方から、「何年くらい後に、そうなるのか?」など、質問のしていただきました。
地面に段差ができるのは、どんな時なのか?すべてが断層ではなく、川の水のはたらきでも段差ができることなど、実際の坂道を見ながら考えました。
断層についての、クイズも交えて、楽しく、わかりやすく説明をしました。
また、実際に断層によって土地がどう変わったのかなどを、地面の様子をもとに説明しました。
断層があったことで、道路ができている場所や、断層があった場所が平らな土地になっていることなど、実際の様子と比べながらわかりやすく説明をしました。
最後に、法禅寺さんの駐車場で、断層が地震など災害としてのデメリットだけでなく、温泉や、断層によって峠(道)ができて、文化の交流があることなど、メリットも含めて説明をしました。
参加してくださった方々から、ほめていただいたり、感想をいただいてとても、素晴らしい発表となりました。
発表に関わって、ご指導して下さった、富山大学の安江先生をはじめ学生の皆さん、加子母防災士会の皆様、そして、参観してくださった地域・保護者の皆様本当にありがとうございました。
子供たちの発表を、子供たちの頑張りとして認め、優しく(レベルに合わせた)質問をしてくださったり、感想(認め・励まし)を伝えてくださったことで、子供たちは自分たちの学びをしっかりと確かめ、確かな自信を得たと思います。
地域・学校・保護者の力で、加子母の子供たちが育っていく素晴らしい1日となりました。
本当にありがとうございました。
更新日:2024年02月20日