1月17日自分の身を自分で守るシェイクアウト訓練

更新日:2024年01月18日

29年前の今日、淡路島を震源とする阪神・淡路大震災が起きました。当時、地震によって倒れた高架、ビル、それに伴った火事をニュース映像で見て、映画の世界ではないかと思うくらいの衝撃を受けたのを覚えています。また、今年は元日より、石川県能登半島地震で自然災害の恐怖を強く感じています。しかし、どんな状況おかれても、最善を尽くし、自分の命を自分で守れる加子母の子に育てるために、今日は、全校で地震を想定したシェイクアウト訓練を行いました。

3年生では、授業中だけでなく、「もし、下校途中で頭を隠す場所がなかったたどうするの?」まで、突き詰めて訓練をしました。すると、子供たちは、「頭を守ることで、命が助かるかもしれないから、ダンゴムシのポーズで守る。」と言って、実際にその姿に

算数の授業をやっていましたが、授業よりも命、真剣に机の下に入って身がまえました。

地震の振動で、机が動いてしまうから、「机の脚をしっかりと手で押さえて」

4年生は、理科の時間でした。担任の先生以外の先生の指示にも、素早く反応して、机の下に。

4年生になってくると体も大きくなってくるので、頭をとにかく守れるようにしました。

地震の揺れがおさまったということで、机から出てきて静かに先生のお話を聞きました。静かに話が聞けることも危機回避には大切です。

「おしゃべり無しで、できました。」「勉強の途中でも、命が一番だとわかりました。」「机の脚をしっかりつかむことが何で大切か分かりました。」「いろんな場所で、地震が起きたらどうするかもう一度考えようと思いました。」

先生から、「廊下だったらどうする?」「トイレにいる時だったらどうする?」とさらに、厳しく質問されると・・・

3年生は、姿で示してくれました。加子母にも大きな断層があります。過去に大きな地震があったこと、今後も大きな地震が起こるかもしれないことを、6年生は総合学習で学んでいます。

また、加子母を離れ、世界で活躍する子もたくさんいると思います。そんな中で、自分の命を自分の力でしっかりと守れる子になってほしいです。

家庭でも、ぜひ、それぞれの部屋を想定して、それぞれの部屋で地震が起きたらどうするか話題にしてみてください。お願いします。