11月10日流れる水のはたらきを調べました(5年生理科)

更新日:2023年11月10日

5年生は、理科で流れる水のはたらきを勉強しています。川の水が流れることで、石が削られて丸くなったり、その削られた時にできた小さな石や砂・泥が、水の力で下流に運ばれたり、水の流れが弱くなることで堆積すること。それによって、上流・中流・下流で川の様子が違うこと、川の流れの速い、川の外側が浸食されていくことなどを実験や実際の川の様子を見ることで学習しています。今日は、曲がった川に水が流れるとどんなことが起こるかを新品の実験装置を使って、実験しました。

まずは、砂を入れたトレイに水が流れるように跡をつけます。

棒を使って、曲がった川の形を砂地につけて・・・

水を流して観察します。

じっくりと、水がどんな風に流れているのかを観察しました。

観察しながら、タブレットを使って動画撮影中。でも、撮影しながら気づいたことを交流しています。「ここ見て。」

「なるほど、確かに川の外側が・・・・」

撮影した動画を見返しながら、考察をノートにまとめています。「やっぱり見て、川の外側の方が流れが・・・」「内側は、・・・」

ぼんやり見てしまうと見逃してしまう事実もICTを使って、再現すると発見が倍増します。さらには、そこで分析・交流がグループで始まっていました。

考えてみると、加子母に住んでいれば、どの子も毎日のように加子母川を見ているはずですが、見ると、観るでは大違い。注意深く観ることで水のはたらきで川の様子が変わっていることに気づいたり、川の内側と外側でどっちが流れが速くて、深いかなどつかむことができます。

また、学校付近を流れる時の川の様子と、乙女渓谷の様子と、もっと下流では違います。気を付けて観たり、実際に川で石に触れたりすることで体感を通した理解に変わっていきます。

もし、川のそばに行くことがあったら、家族で話題にしてみても面白いかもしれませんね。

少し、話がずれましたが、加子母小学校では、実験の様子をタブレットで記録し、何度も見返し、検証・交流することで深い学びにつなげることができていました。

ICTは、やっぱり、効果的ですね。