10月13日阿寺断層について勉強しました(6年生)その2

更新日:2023年10月13日

普段気づかずに生活している坂が、断層だったなんてびっくりの連続でした。

断層に向かって、探検は続きます。

少し藪になったところも、断層を目指して一直線。

ここの部分が断層になっているけどわかるかな?

実際に、先生がタブレットを使って、地形を調査して、地面がずれていることを測定して説明してくださいました。ちなみに、この研究成果は、今後、学会で発表される最新のものだそうです。

断層面では、岩盤が何度もの地震で崩れて、破砕帯として、粉々になって露出しています。実際にその岩盤となる石を集めてみました。

岩盤が崩れやすくなっているなんて・・・

その拾った石と同じ石が加子母川にはたくさん転がっていて、加子母川の95パーセントは、岩盤が作り出した石(濃飛流紋岩)だそうです。

先生の最新の話と身近な地形がそんなにすごいものであったことに興奮気味で、移動のバスの中でもたくさんの質問をしていました。

「崖とか坂はすべて断層ですか?」

「阿寺断層は活断層ですか?」

「断層ができると温泉がでてくるってのは本当ですか?」

「岩盤が周囲から押されるのはどうしてですか?」

「断層ができることのメリットは何ですか?」

これから、阿寺断層の勉強をしていく中で、核心を突く鋭い質問が6年生からとびかっていました。

阿寺断層と、加子母の恵み(メリット)聞いているだけでワクワクする勉強が進められていました。

最後になりましたが、安江先生、大学生のお兄さん、6年生に丁寧で分かりやすい説明ありがとうございました。