7月13日薬物乱用防止教室(6年生)

更新日:2023年07月13日

加子母小学校の学校薬剤師さんと中津川市保護司の方7名に来て頂いて、薬物乱用防止教室を行いました。薬物の怖さ、使うとどうなってしまうのか、気をつけるにはどうしたらよいのか、誘われてしまった時の具体的な断り方など教えていただきました。

学校薬剤師の先生から薬物について教えていただきました。

保護司といって、日頃から罪を犯した人の立ち直りを支援したり、明るい社会をつくるための活動をして下さっている方からも、お話をして頂きました。

いろんな場面を想定して、クイズと劇で色々と教えて下さいました。

『薬は飲めば飲むほど健康のなるのでしょうか?』

「エナジードリンクはどれだけ飲んでも問題ないのか?」

 

「うーん、○かな?」

 

「薬は飲むほど健康になるのでしょうか?」

先生から、ドリンクの成分であるカフェインの毒性や中毒についても教えていただきました。

薬物乱用は、自分で自分に暴力を振るうようなものです。(自分に対する暴力です)意志が強ければいつでもやめられるなんて事はありません。実際の薬物中毒に苦しまれている方のお手紙も紹介してくれました。

とにかくはっきりと、断って下さいね。

薬物がいけない物だと分かっていても、実際をすすめてきた人との人間関係もあり断りにくいものです。その人の人間性を否定するのでなく、自分の意志として「私は、それはできません。」と断って下さい。断る理由はいりません。

最後に、薬剤師さんから3つの大切にしてほしい事を教えていただきました。

1薬物に対する正しい知識をもってください。

2人をはさんだ人間関係(友達の友達のような関係)が要注意です。

3元気な時は正しい判断ができるけど、悩みやつらいことがあると弱って、判断を間違うので気をつけて下さい。

今日の勉強後、子供たちに感想を聞くと

「今日の話を聞いて、絶対に薬物を使わないようにすると思いました。」

「薬物がいけないと知っていたけど、その理由が詳しくわかりました。」

「やっぱり、薬物は危ないとあらためて感じました。」

「薬物がそんなに身近なところにあるとは思っていなかったので気をつけたい。」

「中毒性がある事がよくわかったので、気をつけたい。」

「身近で薬物が買えるなんて知らなかったので、気をつけたい。」

と、感想を持ちました。

来週末には、いよいよ夏休みに入ります。夏休みを前にとてもよい勉強ができました。ぜひ、ご家庭でも、このことを話題にして頂くとともに、「もし、息子・娘が薬物乱用してしまったときの、親として、家族としての気持ち」も伝えて頂けるとありがたいです。学校では、「仲間としての気持ち」を今一度考えさせたいと思います。

今日は、大変よい勉強ができました。学校薬剤師の先生、保護司の皆様、ありがとうございました。