6月14日青空教室(砂防学習)に行って来ました(4年生)

更新日:2023年06月15日

今日は、4年生14名が中津川市四ツ目川の遊砂工へ行って、土砂災害から命や財産を守るための仕組みを学んできました。

遊砂工では、過去に実際におきた土石流の映像を動画で見て、土石流・崖崩れ・火山災害・地滑りなどの様子を学びました。

動画で勉強したことをもとに、クイズラリーのように問題をグループで考えました。

みんなで、相談して答えを考えました。

グループで意見が分かれて、何度も相談する姿も見られました。

また、降雨体験車にのって、激しく雨が降ったときの様子を体験しました。

傘をずらしたみた子は、服がかなり濡れて豪雨のすごさを身をもって体験しました。

次は、砂防ダムが有るかどうかで、どんな違いがあるかをモデルを使って実験しました。どの子も実験に積極的で、水を流して実験のお手伝いをする人は、みんなでじゃんけんをして決めました。

まずは、砂防ダムがない場合の実験です。川の下で橋が流されたり、家や車が押し流されたりしました。

次は、砂防ダムがある場合の実験です。上流から砂と木が流れてきますが・・・

砂防ダムに引っかかって、下流には水だけしか流れてきません。

でも、砂防ダムにたくさん土砂がたまったので、もう1回土石流が発生したらどうなるかを繰り返し実験しました。

砂防ダムにたまった土砂のおかげで、川の傾きがゆるくなり、川の流れがゆっくりになるため、土砂は堆積し、下流にはやはり水だけが流れ、車や橋や家は無事でした。何度も、実験をして砂防によってみんなの家が守られていることを実感しました。

みんなで記念の一枚、はいチーズ。

湯舟沢に移動して、昼食です。お家の人が作ってくれたお弁当に、みんな大喜び。

テントの下のビニールシートを使ってみんなでまとまって昼食です。

雨もやんでいたので、私たちは外でいただきました。

おいしいお弁当に話もはずみました。おいしいお弁当ありがとうございました。

次は、実際の砂防ダムや魚道を見て、砂防によって魚が困らないようにするための仕組みを教えてもらいました。

お弁当後、水着に着替えて、川の魚道を見手勉強をしました。(魚道の写真は、水着の関係でお見せすることが出来ませんがご了承ください。)

実際に加子母の山にも、たくさんの砂防ダムがあり、皆さんの生活が守られています。今日は、そんな勉強ができました。国土交通省のみなさん、中津川市内の工務店のみなさんありがとうございました。

ここで、勉強を終えた4年生の感想を紹介します。

砂防ダムで、みんなの命が守られていることが良くわかりました。

モデルで、砂防ダムがないと、僕の好きなコンビにも流されてしまっていて、大切さが分かりました。

加子母にもたくさんあるということなので、調べてみたいです。

川にはいって、魚の通り道が見られて楽しかったです。

***併せて、川には大人と一緒の時にしか入らないことや、

災害に備えて、1土砂災害の時は、横ににげる。2避難場所を家族で決めておく。3山なりに気付いたら逃げる。4雨が降っているのに、川の水が減ったり、急に濁ったりするなど川の様子が急に変わったら逃げることなど、約束をしました。

加子母小学校も体育館の北側半分は土砂災害警戒区域に指定されており、安全ではありません。また、数十年前には、清流加子母川も氾濫して、番田の橋などが流されたことが有るそうです。日頃から、自分の命をしっかりと守る練習をして元気にすごせるよう勉強をこれからもいっぱい行おうと考えています。

お家でも、話題に上げて、避難場所など話合っておいてください。