5月10日自転車安全教室を行いました(3・4年生)

更新日:2023年05月11日

今日は、中津川警察署のおまわりさん、加子母駐在所の交番長さん、中津川市役所防災安全課指導員さん、加子母交通安全協会の皆さん、加子母総合事務所の方に来て頂いて、3・4年生(21名)が、安全な自転車の乗り方を教えていただきました。

運動場に、交差点を作って、自転車で練習しました。

最初に、おまわりさんから自転車に安全に乗るためのルールや正しい乗り方について教えていただきました。

そして、指導員さんから、ヘルメットの正しいかぶり方や、正しい自転車の乗り方(危険な乗り方)・点検の大切さについて、図を使って教えてもらいました。

実際にコースを使って練習をしました。自転車を引くとき(またぐ前)は、必ず自転車の左側に人は立ちます。(スタンドがついている側になります。自転車は車両の仲間なので、道路では左側通行になります。右側に人が立つと、人がより自動車に近い側になってしまいます。)大人になると、当たり前に感じているかも知れませんが、子供たちは車の免許を持っているわけでもなく、感覚でつかんでいるので、しっかりと理由も含めて、安全を考えられるように勉強しました。

乗る前に、必ず後方から自動車などが接近していないかを確認します。実は、自転車に乗るときが一番バランスを崩しやすいのです。誤って車道側に転んでしまうと、接近してきた車に・・・そうならないように、必ず後方確認をします。

「うしろ よし」と元気にかけ声をかけて確認しました。

止まって、自転車から降りるときも、必ず後方を確認します。乗るときと同様に、バランスを崩しやすい瞬間に、自動車との接触を防ぎます。

横断歩道は、必ず引いて渡ります。自転車は、乗っていると車両(自動車と同じ扱い)、引いていると人(歩行者と同じ扱い)になります。横断歩道は歩道です。歩行者として引いて安全に渡ります。

壁がある見通しの悪いところでは、一旦停止して、左右をよく見て、そろりそろりとゆっくり出ます.加子母にもそんな場所たくさんあるから気をつけてね。

交通標識や、点検、TSマークのことなど色々と教えていただきました。ブレーキの効き具合が悪くて事故にならないように、定期的な点検が必要ですね。3・4年生では難しい点検もありますので、ご家庭でも定期的に、見ていただけるとありがたいです。

最後に、加子母交通安全協会の支部長さんより、加子母には坂道が多いこと、見通しの悪い場所が多いことなど具体的に気をつけるとよいことを教えていただきました。

また、交番長さんからは、ブレーキの着いてない乗り物(スケートボード等)は、道路では乗ってはいけないので、決められた場所(福崎公園の指定の場所)で必ず乗ることを教えていただきました。

子供たちは、練習コースを繰り返し回る中で、「最初は、まちがえてしまったけど、2回目は安全に気をつけて回れた。」とか「後ろをしっかりと見て、乗れた。」と自信をつけていました。

季節も大変過ごしやすくなり、子供たちも元気に外で遊ぶことがこれから多くなります。もし可能であれば、子供たちと一緒に、近所をサイクリングしながら、見通しの悪い場所や坂道など、気をつけることを確認してくださると助かります。(併せて、上達の度合いに合わせて、ご家庭で約束を作っていただけるとありがたいです。)

たくさんの人に教えていただいて、子供たちは安全な自転車の乗り方を学ぶことができました。指導に来て下さったたくさんの方々本当に有りがとうございました。

併せて、保護者の皆様、3・4年生の自転車を学校へ運搬して下さりありがとうございました。自分の自転車の反射部品やライトなどを確認している子もたくさんいました。おかげで、安全への意識が高まりました。本当にありがとうございました。