10月27日:二ツ森山登山
6年生は、先日、福岡区長さんから、この地域のシンボル二ツ森山について授業をしていただきましたが、今日はその山に実際に登ってみました。
まず、この地域にしか見られないという野生のハナノキを見ました。子ども4人でやっと囲める幹の太さでした。道中、「氷餅の池」を見て、苗木藩のお殿様がここで氷餅を作らせて参勤交代に持って行ったという昔の話を聞きました。実際に氷餅も見せてもらいました。
木の根っこやゴロゴロの石につまずきながらもやっと到着した西森山からは絶景を見下ろすことができました。なんと、名古屋のタワービルも見えます。福岡小学校を見付けて手を振りました。電話をかけて電話に出た先生に窓からのぞいてもらいましたが、手を振る私たちの姿は見えたでしょうか?
東森山にも行って景色を眺めたあと、7合目まで下りて卒業記念植樹をしました。代々の卒業生の木がならんでおり、二ツ森登山の歴史を実感しました。
福岡町のよさに深く触れる体験の締めくくりに、ヒノキの伐採を間近で見せていただきました。木を倒す向きを定めて角度や切込みの大きさを計算し、見事その通りに倒す技に歓声と拍手が上がりました。
この体験活動のために、福岡区長さんを始め区の役員の方、森林組合の方。とても多くの方に、準備から当日まで大変お世話になりました。ありがとうございました。6年生の子達が今日の体験をずっと心にとどめ、20歳になったときにみんなで集まって植樹した木の成長を見届けに来てくれることを楽しみにしています。
更新日:2022年10月27日