苗木城跡での文化財防火デー訓練

更新日:2024年01月31日

1月26日は、昭和24年に法隆寺金堂から出火し国宝の十二面壁画が焼失した日で、『文化財防火デー』と定められています。
中津川市でも、毎年この日に貴重な文化財を火災から守る訓練が実施されています。
今年は苗木城跡を会場に、山火事が発生したが県の消防ヘリが来ることができないという設定で訓練を実施。

 

2024文化財防火デー史料館前
苗木城跡文化財防火デーホース延長
苗木城跡文化財防火デー放水

遠山史料館前の防火水槽からポンプ車5台を延長し、三の丸で放水しました。

苗木城跡文化財防火デー会長あいさつ

訓練後の佐藤消防長や霞上区長会長からのあいさつの中で、
『泥棒は必要なものだけを盗んでいくが、火事は一瞬で全てのものを奪ってしまう』と
いう言葉がありました。
恐ろしい火事の被害を最小に抑えるためには、日頃の訓練が大切です。
冬季は火災が発生しやすい季節ですので、各家庭・職場等で今一度消火訓練等を行なったり、火事を起こさないよう暖房器具やコンロの火の消し忘れにもご注意ください。