「加子母教育の日」が開催されました(加子母教育協議会)

更新日:2025年11月19日

11月9日(日曜日)、加子母小学校・中学校において、第22回「加子母教育の日」が行われました。
「加子母教育の日」は学校と加子母教育協議会主催の地域参加型授業参観で、「加子母の子どもたちを地域ぐるみで育てよう」をテーマに、毎年11月に行なっています。
この授業参観は小学生から中学生まで、各学年ごとのテーマで地域の方が講師となり、加子母のよいところや課題を保護者も交えて学びながら、子どもたちに加子母のことを好きになってほしいと願い、地域ぐるみで子どもたちを育てていく目的で行われています。
今年の教育の日に向けて子どもたちは、地域の人たちと連携してこれまで事前学習から取り組んできました。
学校、地域の方、保護者の皆さん、子どもたちが交流を深めて、みんなで加子母のことに関心を持つことができた素晴らしい1日となりました。

「加子母教育の日」授業の様子

1年生

小学1年生「かしものむかしばなし・ふるさとかるたを楽しもう」

図書ボランティアひなたぼっこの皆さんと、むかしばなしやかるたで楽しみました。

小2

小学2年生「絵手紙を通して加子母を知ろう」

絵手紙教室の皆さんに指導いただき、木匠塾の皆さんも参加してみんなで絵手紙を楽しみました。

小3

小学3年生「歌舞伎・明治座を学ぼう」

加子母歌舞伎保存会の皆さんが歌舞伎を披露しながら、明治座の歴史を説明。子どもたちも参加して楽しみながら学びました。

4年生

小学4年生「森の話〜森のはたらきを考えよう〜」

加子母森林組合の安江さんより、森林のはたらきや山の手入れの大切さを学びました。

5年生

小学5年生「加子母トマト60年の歩みと取り組み」

加子母トマト生産組合の皆さんから、特産品であるトマト栽培の長い歴史についてわかりやすく説明いただきました。

6年生

小学6年生「加子母の防災について調べ、伝えよう」

富山大学安江健一先生や学生の皆さん、加子母防災士会の皆さんを招き、事前学習で調べた加子母地域の過去の地震のことなどを子どもたちが参観者に向けて発表しました。

中1

中学1年生「加子母の山を知り、林業を考える」

加子母の林業について事前学習で学んだことを発表。また、山守資料館の内木哲朗さんを招き、加子母の山の歴史についてお話しいただきました。

中2

中学2年生「職場体験学習を通して、 加子母の仕事から自分の生き方をまとめ・発表 する」

加子母で働く人たちから、地域のために尽くす思いを通して、保護者も交えて将来について考えることができました。

中3

中学3年生「起業体験学習を通して、 加子母のより深い理解や地域の今後に参画しようとする」

軽トラ朝市や歌舞伎公演での物販を通じて、地域の方や仲間との連携、加子母の未来づくりについて理解を深めることができました。

加子母教育協議会では「加子母教育の日」を通じて学校と地域が連携し、「村づくりは人づくり・人づくりは村づくり」をスローガンに、これからもコミュニティースクールを進めていきます。

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