「加子母教育の日」が開催されました。

更新日:2023年12月14日

11月26日日曜日、加子母小・中学校において第20回「加子母教育の日」を開催しました。

教育の日は加子母教育協議会主催の地域参加型授業参観で、「加子母の子どもたちを地域ぐるみで育てよう」をテーマに、毎年11月の最終日曜日に行っています。
この授業参観は小学生から中学生まで、各学年ごとのテーマで地域の方が講師となり、加子母の良いところや課題などを伝えながら、子どもたちに加子母のことを好きになってほしいと願い、地域ぐるみで子どもたちを育てていく目的で行われています。
今年の教育の日に向けて子どもたちは、地域の人たちと連携してこれまで事前学習から取り組んできました。
学校、地域の方、保護者の皆さん、子どもたちが交流を深めて、教育のことや地域の課題などに関心を持つことができた素晴らしい1日となりました

「加子母教育の日」の様子

1年生

小学校1年生「むかしばなし・かしもかるた・木のおもちゃをたのしもう」

図書ボランティア「ひなたぼっこ」の皆さんによる、加子母のむかしばなしや親子でかるたを楽しみました。
小2
小学校2年生「絵手紙を通して加子母を知ろう」
絵手紙教室の皆さんにご指導いただき、子どもたちがそれぞれ好きなものを絵手紙にしました。
・小学2年生は都合により12月13日に教育の日を実施しました。
小3
小学校3年生「歌舞伎・明治座を学ぼう」
加子母歌舞伎保存会の皆さんが歌舞伎の化粧や衣装を着て、歌舞伎・明治座の歴史などを説明。子どもたちも参加して一緒に歌舞伎を楽しみました。
小4
小学校4年生「森のはなし~森のはたらきを考えよう」
加子母森林組合の安江恒明さんより、森林のはたらきや山の手入れの重要性を学びました。
小5
小学校5年生「加子母トマト55年の歩みと取り組み」
特産品のトマトの歴史や取り組みなどについて子どもたちからたくさんの質問があり、加子母トマト生産組合の皆さんがわかりやすく丁寧に答えてくれました。
小6
小学校6年生「阿寺断層について学び、伝えよう」
富山大学准教授安江健一さん、学生の皆さん、加子母防災士会の嶋倉伸蔵先生を招いて、事前学習で学んだ加子母地域の地震の歴史や阿寺断層について子どもたちが発表しました。
中1
中学校1年生「加子母の山を知り林業を考える」
加子母林研クラブ、中島工務店、加子母森林組合の皆さんより、加子母の生活や産業に密接に関係してきた林業の歴史や、今後の可能性などについて学びました。
中2
中学校2年生「加子母の仕事を知る~職業講話・職場体験学習を通して~」「加子母で働く思いに学ぶ」
加子母で働く若手の方々の講話や、加子母内での職場体験を通じて、将来の自分の生き方について考えるきっかけとなりました。
中3
中学校3年生「加子母の元気を調べて保護者や地域住民に報告しよう」
これまでの地域の方による授業や、生徒たち自らの聞き取り調査で見つけた「加子母の元気」について発表。保護者と一緒にあらためて加子母の良さ、課題について考えることができました。
PTA座談会
PTA座談会「コミュニティースクールについて」
加子母地区では昨年からコミュニティースクールが始まり、地域と学校の連携についてさらに理解を深めるため、教育の日にあわせて加子母小中PTA主催の座談会も行われました。
加子母コミュニティースクールが始まり、学校と地域が連携して地域全体で子どもを育てることが、これからの地域づくりに大切なことです。
加子母教育の日では「村づくりは人づくり」「人づくりは村づくり」、昔からの加子母のスローガンが息づいています。

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