おかいこさまを飼ったよ

更新日:2025年08月01日

阿木保育園からもらった卵のプレゼント。。。

49年前に出版された「かいこ」という絵本をみて、これは「おかいこさま」の卵だと知りました。

2週間後、ちっちゃ〜い黒い赤ちゃんが生まれました。子どもたちは拍手!!少し怖そうに顔がひきつっていた子も「ちょっとだけ黒いのが動いとった」「なんかかわいかった」と話してくれました。卵がかえった記念日、全員がおかいこさまを飼いたいと思えた日になりました。

桑の葉をあげると日に日に大きくなっていくおかいこさまです。

子供が小さなおかいこさまを見ている

毎日桑の葉や敷き紙を新しくする、尻替えのお世話をし、手のひらにのせたり触れたりするうちに、どんどんおかいこさまと仲良くなっていきました。

子供が手の平におかいこさまをのせている

糸をはき始めたおかいこさまは、トイレットペーパーの芯や、小部屋にお引越しです。

おかいこさまを腕にのせて嬉しそうに触れ合う子どもたち

きれいな繭玉になりました。

おかいこさまが作った繭玉

繭玉を振ってみると・・・「カラカラカラ…」

「音がする!!」と子どもたち。はさみで繭玉を切ってみました。

 

子供が切った繭玉をみている

中には、さなぎになったおかいこさまが入っていました。変身した姿にびっくり!!

「さわると動く!!」「かわい〜い」とさなぎになったおかいこさまも愛おしむ子どもたちでした。

 

さなぎを手のひらにのせている

5歳児 おかいこさまの絵

子供が描いたおかいこさまの絵

5歳児 さなぎの絵

子供が描いたさなぎの絵

5歳児 成虫の絵

子供が描いたおかいこさまの成虫の絵

成虫の蛾になり、交尾をし、卵を産むところまでみんなで見届け、卵を冷蔵庫に保管しました。

おかいこさまの飼育を通して、命がうまれ、少しずつ成長し、また新しい命につながっていく様子を目の当たりにすることができました。一人ひとりが心を寄せながら関わり、おかいこさまに命の学びをさせてもらいました。