景観重要建造物

更新日:2021年08月24日

景観重要建造物とは

中津川市景観計画に定める景観計画重点区域にあるシンボル的な建物を保全するため、「景観重要建造物」「景観重要樹木」を指定し、良好な景観形成を推進します。

指定の方針

  • 地域の歴史・文化や暮らしを表す代表的な建造物(樹木)であるもの
  • 地域のシンボル的景観となり地域の人々から愛着をもたれているもの
  • 景観上、欠くことのできない存在であり、常に人々の目に止まるアイストップとなるもの

第1号「はざま酒造」

はざま酒造の外観

本町中山道地区のなかでも古い建物が残る横町の桝形、曲がり角に位置し、宿場町として栄えた歴史を今に伝える。 店舗の一部をギャラリーに改装、歴史文化に触れる空間として開放されている。 平入り瓦屋根に漆喰塗り壁、格子窓が並び、屋根にはうだつがあがるという、宿場町・街道筋の建物としての特徴を備えた印象的な外観は、本町中山道地区のアイストップとなっている。

所在:本町中山道地区(中津川市本町4丁目)
指定:平成22年4月1日

第2号「今井家住宅」

今井家の外観

峠集落における牛方の組頭を勤めた家として親しまれ、島崎藤村の『夜明け前』にもそれらしき建築物がえがかれている。 馬籠宿から妻籠宿へ向けて峠へと続く細い道を歩いていくと、家の前の大きな牛繋石が目に入る。 格子の並ぶ今井家の外観と合わさって、中山道筋の集落の姿を代表する外観となっている。

所在:馬籠中山道地区(中津川市馬籠)
指定日:平成22年4月1日

第3号「清水屋原家住宅」

清水屋原家住宅の外観

一部を資料館として一般公開し地域の歴史文化伝達に尽力されている。 中山道馬籠宿の南西端いわゆる下の入口の近くに位置し、上り坂の街道の右手に主屋が建つ。主屋の背面に建つ土蔵は庭園と合わせて重要な景観要素となっている。 かつての馬籠宿の宿役人等を務めた旧家としての規模と格式を備えた貴重な建築遺構であり、馬籠地域のシンボル的景観の一つである。
所在:馬籠中山道地区(中津川市馬籠)
指定日:平成25年8月1日

参考サイト

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